流産したら水子供養は必要?費用やお寺でのお参り方法・服装マナーも紹介!

流産などで赤ちゃんが産まれて来なかった場合、水子供養は必要なのでしょうか。水子供養の意味や、水子供養が必要になるケースを紹介します。流産した場合の水子供養の方法・費用・種類・お参りの方法のほか、水子供養の時の服装マナー・持ち物も紹介します。

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Contents
目次
  1. 水子供養って何?なんのためにするの?
  2. 水子供養が必要になるケースは?
  3. 流産の種類にもよる?
  4. 水子供養する方法
  5. 水子供養の費用は?
  6. 水子供養の種類・お参りの方法は?
  7. 水子供養をする時の服装・持ち物は?
  8. 水子供養ができるお寺【地域別】5選
  9. 流産した水子の幸せを願って供養しよう

僧侶の読経

一番きちんとした水子供養の方法は、僧侶よる読経での供養でしょう。お葬式や法事などの法要のように、僧侶が読経をあげ、水子の霊を慰め、供養を行います。お参りの方法は、お寺に行き、本堂で僧侶による供養を行うのがメジャーな方法です。

お寺により、供養を行う日が決まっていたり、何組かと一緒に合同で供養するなどやり方もさまざまです。どういった方法で供養を行っているのか、確認してみるといいでしょう。

戒名や位牌

亡くなった人と同じように、産まれて来なかった赤ちゃんに戒名をつけ、位牌を作って供養する方法があります。水子供養はお墓参りのように定期的に行うものです。そのため、戒名をつけ位牌を作っておけば、永代供養としてご先祖様と一緒に供養することができるのです。戒名と位牌の費用は3万円~5万円程度が目安になります。

石仏地蔵尊造仏

石仏地蔵尊造仏も水子供養の種類の一つとして行われることがあります。石仏地蔵尊造仏とは、石仏をお寺の境内に安置する方法です。費用の目安は8万円~30万円程度です。お盆なと節目ごとにお寺にお参りに行くといいでしょう。

地蔵尊参拝

地蔵尊参拝とは、お寺のお地蔵様にお参りする供養方法です。お地蔵様は水子の霊をあの世へと導く役目を持った菩薩様なのです。そのお地蔵様を拝むことで水子供養を行うことができます。お寺ごとに供養のやり方は異なり、お参りの日に僧侶がお経をあげるお寺や、月に1回など決まった日にだけ供養のお経をあげるお寺などさまざまです。

護摩木や石に名前を書いて納めるなど、供養の方法はお寺により違いや特徴があるのです。お墓参りに行くようにお盆や命日などに家族でお参りに行けば、より良い供養となるでしょう。費用も5千円~3万円と比較的低予算なのも特徴です。

つちぼとけ

つちぼとけとはお地蔵様を粘土で陶芸することで供養する方法です。つちぼとけを作ることは仏教の修行の意味を持ち、お地蔵様を作ることで供養や願いを込めることができます。定期的につちぼとけ作りを開催しているお寺もあります。

作ったつちぼとけは、家で大切に飾ったり、赤ちゃんの代わりだと考えて話しかけたりしてもいいでしょう。費用はお寺や主催している団体などで違いますが3千円程度です。つちぼとけを作ることが供養の意味を持ち、心身を清める意味もあるのです。

写経

写経とは、経文を書き写すことで、般若心経の写経などが有名です。写経することも水子供養の意味を持ちます。また、心を穏やかにし、先祖を供養する方法としても用いられていたため、水子の供養にも利用されるようになりました。

写経は経文と紙と筆ペンがあれば始められるため、費用も千円~2千円と気軽に行うことができます。ただし、供養する場合の写経は、写経の最後に「為(戒名)水子供養」と書く必要があります。そのため、戒名を頂いてから写経をする方が供養の意味がより強くなるでしょう。

写仏

写仏は経文ではなく、仏様の姿を描き写すことです。写経の経文の意味が分からない人や、字が書けない昔の人を対象にした修行の方法なので、写経よりも簡単に行う事ができます。描き写すといっても、元の絵を写して描くので絵心がなくても大丈夫です。

水子供養の場合に描く仏様は、お地蔵様を描くと良いでしょう。用意するものは、元の絵となるお地蔵様の絵と紙と筆があれば描くことができます。費用も2千円~1万円程度と気軽に始められる供養の種類でしょう。

水子供養をする時の服装・持ち物は?

水子供養では、お葬式や法事といった法要に、服装や持ち物のマナーがあるように、決まり事はあるのでしょうか。お寺で行う法要と同じく、服装は喪服を着たほうがいいなど、マナーが気になる人も多いでしょう。水子供養をきちんとするのであれば、ある程度の身なりや用意は必要です。水子供養の服装と準備したい持ち物を紹介します。参考にしてみてくださいね。

水子供養の服装は地味な衣装で