心拍確認後の流産率は?兆候・原因は?心拍停止を経験したママの体験談も

心拍確認後の流産率はどれくらいなのでしょうか。この記事では、心拍確認後の流産率、心拍確認後に流産にいたる原因、出血など流産に繋がる兆候などについて紹介します。さらに、心拍確認後の流産や、心拍停止後に復活を経験したママの体験談も紹介します。

目次

  1. 心拍確認とは?
  2. 心拍確認後の流産率
  3. 心拍確認後に流産にいたる原因
  4. 心拍確認後に流産に繋がる兆候は?出血は危険?
  5. 心拍確認後に流産の兆候が出た時の対策
  6. 心拍確認後に流産を経験したママの体験談
  7. 心拍確認後も油断せず身体に気を配ろう!

心拍確認とは?

心拍確認とは、お腹の中の赤ちゃんの心拍、つまり心臓の拍動を確認することです。一般的には、早い人で妊娠5週後半から確認することができます。ほとんどの場合、妊娠7週までに心拍確認ができ、心拍が確認できると正常な妊娠と確定することができるのです。ただし、妊娠週数がずれているなどの原因で妊娠7週までに確認できないこともあります。(※1)

心拍確認後の流産率

妊娠初期は流産の確率が妊娠期間中でもっとも高く、心配の多い時期ですよね。しかし、妊娠初期でも心拍確認ができると流産の確率はぐんと下がるといわれています。

心拍確認後の流産率は全妊娠の約15%の発生頻度であるとされており、流産の可能性が0になるわけではありません。少なくなるとはいえ、心拍確認後でも流産は起こる可能性があるため引き続き注意は必要になります。(※2)

(流産の確率については以下の記事も参考にしてみてください)

流産の確率が高まる時期は?妊娠初期?心拍確認後・高齢出産の場合は?

心拍確認後に流産にいたる原因

心拍確認後の流産は、どのようなことが原因で起きてしまうのでしょうか。ここでは、心拍確認後に流産にいたる原因について紹介していきます。

(流産については以下の記事も参考にしてみてください)

流産の種類は?確率は?週数、年齢との関係性について!

胎児の染色体異常

心拍確認後の流産のほとんどは、胎児の染色体異常が原因とされています。心拍確認後は流産の確率も下がるため、流産してしまうと「自分のせいなのではないか」と自身を責めてしまう妊婦さんも多いかもしれませんね。

しかし心拍確認後であっても、妊娠10週以内の流産の原因のおよそ60~70%は胎児側の染色体異常とされています(※3)。染色体異常による流産は防ぐ方法がありません。あまり自分を責めすぎないようにしてくださいね。

繰り返す時は母体側に原因がある場合も

流産を3度以上連続で繰り返している場合は、心拍確認後の流産の原因がママ側にあることも考えられます。妊娠をしても流産や死産を繰り返してしまう「不育症」である場合、心拍確認後でも流産にいたる可能性はあります。(※4)

心拍確認後に流産に繋がる兆候は?出血は危険?

心拍確認後に流産の兆候が出たら、早めの対処が必要です。ここからは、心拍確認後に流産につながる兆候や胎児の心拍停止後にあらわれる症状などについて紹介していきます。

(流産の兆候については以下の記事も参考にしてみてください)

妊娠初期の流産の症状と原因は?出血量や基礎体温に兆候がみられる?

出血がある

心拍確認後に流産につながる兆候として注意したいのが、出血です。妊娠初期症状として出血がある場合もありますが、妊娠期間中の出血を「問題ない」と自己判断してしまうのは危険です。流産の兆候として多くみられるのが出血のため、心拍確認後に少量でも出血を確認した時は早めに受診するようにしましょう。(※2)

(妊娠初期の出血については以下の記事も参考にしてみてください)

妊娠初期の出血まとめ!原因と対処法!危険なものは?流産の可能性も?

つわりがおさまる

心拍確認後の流産につながる兆候として、つわりがおさまるという症状も挙げられます。心拍確認ができる妊娠6〜7週は、一般的につわりが始まる時期でもあります。そのため、この時期はひどいつわりに悩まされる妊婦さんも多いのです。

しかし、そのつわりが突然おさまった場合は注意が必要です。胎児の心拍停止ため、つわりの症状がなくなった可能性も考えられます。(※5)

つわりの症状には個人差があり、軽い人もいれば重い人もいます。そのため、つわりがおさまったからとすぐに流産につながるというわけではありませんので、過度に心配しないようにしましょう。

腹痛や腰痛

心拍確認後に流産につながる兆候として注意したいのが、腹痛や腰痛という痛みの出る症状です(※5)。妊娠初期の流産で腹痛や腰痛を感じたという妊婦さんは多くいます。流産の場合、断続的に痛みが続いたり激しく痛みを感じることが多いようです。

ただし、妊娠初期症状としても腹痛や腰痛はあるため、痛みがあるからと必ず流産につながるわけではありません。いつもと違う痛みや激しい痛みを感じた時は、胎児の心拍停止など何か問題が起きている可能性が考えられます。すぐに医師に相談するようにしましょう。

胸の張りがおさまる

心拍確認後に流産につながる兆候として、胸の張りがおさまるという症状もあります。妊娠すると胸の張りを強く感じる妊婦さんも少なくありません。その張りが急におさまった場合、流産している可能性も考えられるのです。

しかし、胸の張りという妊娠症状も個人差がとても大きいため、一概に胎児の心拍停止と関連があるとは限りません。

心拍確認後に流産の兆候が出た時の対策

心拍確認後の流産も胎児側に問題がある場合が多く、防ぐ手立てはないといえます。そのため、もしも流産の兆候が出たとしてもママにできることは少ないといえるでしょう。対策としては、まずは早めに受診することが大切になります。病院で確認してもらい、先生から指示される通り行動しましょう。

心拍確認後に流産を経験したママの体験談

心拍確認後か心拍確認前かに関わらず、流産はとても悲しいことですよね。ここでは、心拍確認後に流産を経験したママたちの体験談を紹介します。心拍停止後に心拍が復活していたという体験談もあるので、参考にしてみましょう。

心拍停止後に心拍が復活

会社員

30代

心拍確認後、鮮血があって病院へ行くと心拍停止していると言われた。でも諦めきれず、セカンドオピニオンで別の病院へ。すると、心臓がしっかり動いていて。心拍が復活!

心拍停止後の心拍復活というかちゃんと心拍をみれてなかったみたいで、これを機会に転院したよ。

専業主婦

20代

私は子宮の形が双角子宮といって少し変わっているらしく、心拍確認しにくいこともあってか心拍停止後に心拍復活した経験があるよ。心拍停止といわれた時は目の前が真っ暗になったけど、違ったとわかったときは本当泣いて大喜びした。

先生は「双角子宮で心拍がちゃんとみれてなかった」と言ってたよ。

パート

40代

心拍停止と言われたけれど単なる先生の見間違いだったことがあります。流産の診断をされるのは本当につらいので、本気で先生に苦情を言いました。転院を考えたくらいだったけど、その病院で無事出産したよ。

心拍確認後に心拍停、流産したと診断されたにも関わらず、赤ちゃんは無事だったという体験談です。心拍の復活というよりは、流産の診断後に心拍確認できるのは病院の診断が誤りであった場合がほとんどのようです。

諦めきれないという人は、セカンドオピニオンを試してみてもいいかもしれませんね。

2回続けて流産し3回目で出産

パート

30代

1回目の妊娠の時は心拍確認前に流産し、今回は心拍確認ができたので少し安心してました。でも心拍確認後に少し出血があり病院へ行くと、赤ちゃんはすでに心拍停止後で…。2人続けて流産なので「もしかして不育症なのかも」と不安に。でも、3回目の妊娠で無事出産できました。

くりかえし流産してしまうという人も少なくありません。心拍確認後の流産も胎児側に問題があることがほとんどと知っていても、やはりつらいですよね。しかし、3回目の妊娠で無事出産できたというママもいます。このような体験談を励みにしたいですね。

心拍確認後に何の兆候もなく流産

専業主婦

20代

私も心拍確認後に流産した経験があります。特に兆候はなく、2週間後の健診で心拍停止している赤ちゃんを見て呆然となりました。ただ、流産後は妊娠しやすいと聞いていたのですぐに妊活を開始。その後すぐに妊娠できて赤ちゃんを産めました。

何の兆候もなく次の健診で心拍停止が確認されたという体験談もあります。何も兆候がないと、なおさら自分自身ではどうしようもできませんよね。仕方ないのだと受け止めて、流産後またすぐに妊娠できたというママもいます。

心拍確認も赤ちゃんが平均よりもかなり小さかった

事務

40代

私の場合、心拍確認できたのに赤ちゃんがすごく小さくて「育たない可能性が高い」と先生に言われてた。先生の言った通り、2週間後には心拍停止してました。はじめから先生に言われていたので覚悟はできていて、なんとか平常心でいられた。

心拍確認後に流産してしまった体験談では、はじめから赤ちゃんが小さかったという人も多いようです。胎児側に問題があって成長できない場合でも、心拍が確認できることはあるようですね。

心拍は母体のものだった

パート

30代

私は心拍確認が「これかなー?」とすごくあいまいなもので、結局その後流産しました。先生いわく「前に確認した心拍はお母さんの心拍だったみたいだね」と。こんなケースもあるのだなと、驚きました。

心拍確認自体があいまいで、次の健診で流産が告げられたという体験談です。ほとんどないはずですが、まれに赤ちゃんの心拍とママの心拍を見間違ってしまうケースもあるようです。

心拍確認後も油断せず身体に気を配ろう!

心拍確認後は流産の確率が下がるとはいえ、まったく心配はいらないというわけではありません。母体に問題があって流産する可能性は低いですが、兆候に早めに気づくことで対処できることもあります。心拍確認後も油断せず自分の身体に気を配るようにしましょう。

また、心拍停止は誤りだったという体験談もあります。診断を受け止めきれない時は、セカンドオピニオンを試してみてもいいでしょう。

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