赤ちゃんが奇声をあげる…原因は?月齢別の大声で叫ぶ意味、対処法を紹介

【医師監修】赤ちゃんと一緒に過ごしていると、赤ちゃんの奇声に驚くことがあります。赤ちゃんが大声で叫ぶ月齢別の意味・理由や、奇声をあげる原因・対処法を紹介しています。発達障害の可能性についてや、体験談も紹介しているのでチェックしてみてくださいね。

Contents
目次
  1. 赤ちゃんが奇声をあげるのはなぜ?発達障害なの?
  2. 赤ちゃんが大声で叫ぶ月齢別の意味・理由は?
  3. 赤ちゃんが奇声をあげる原因・対処法を紹介
  4. 赤ちゃんが大声で叫ぶ・奇声に関する体験談!
  5. 赤ちゃん奇声は上手に対処しよう!

赤ちゃんが奇声をあげるのはなぜ?発達障害なの?

可愛い声で「うー」「あー」と言っていた赤ちゃんが急に「ギャー」や「ギャオー」という奇声をあげたら、驚くママもいますよね。初めて奇声を聞いた時には、赤ちゃんに発達障害があるのでは、と心配するママも少なくありません。しかし、実際は発達障害と奇声をあげることは関係がないため、安心してくださいね。

赤ちゃんが奇声をあげることはよくあることです。奇声をあげることで赤ちゃんは意思表示をしているのです。

赤ちゃんが大声で叫ぶ月齢別の意味・理由は?

赤ちゃんが大声で叫ぶのには何か意味があるのでしょうか。ここからは月齢別に、赤ちゃんが大声で叫ぶ意味や理由を紹介します。

生後3~4ヶ月

生後3~4ヶ月の月齢の赤ちゃんは夕方になると奇声をあげたり大声で叫んだり、急に激しく泣くことがあります。これは黄昏泣きといわれており、1日の終わりで疲れが出ていることが原因で奇声をあげることがあると考えられています。

また、お腹にガスがたまった不快感や胃酸の逆流で気持ち悪さを感じることが理由とも考えられています。生後3~4ヶ月の赤ちゃんは消化器系が未熟なことが原因でガスがたまりやすかったり、胃酸の逆流が起こるのです。

(生後4か月の赤ちゃんの特徴については以下の記事も参考にしてみてください)

【生後4ヶ月】赤ちゃんの特徴や注意点!奇声を上げ始める?体験談も

生後5~7ヶ月

この頃の月齢の赤ちゃんの奇声は、以前よりも激しくなっているかもしれませんね。生後5~7ヶ月の赤ちゃんは聴力の発達により、自分の声を聴き分けられるようになっています。そのため、いろいろな奇声をあげて楽しんでいるのです。大声で叫ぶような声や激しい奇声にママは驚くかもしれませんが、赤ちゃんは言葉を発する練習をしているので安心してくださいね。

マキ先生

小児科医

生後4,5か月になり、自分の声が出せることに気づき出すと、実に様々な声を出すようになります。ときにはブームもあるようで、個人個人で差はありますが、金切り声をあげる赤ちゃんやうなる赤ちゃんも。機嫌よく遊んでいるようならそのまま様子をみていいですよ。

(生後7ヶ月の赤ちゃんの特徴については以下の記事も参考にしてみてください)

【生後7ヶ月】赤ちゃんの特徴や発育目安は?育児のポイント・注意点も!

生後8〜10ヶ月

生後8~10ヶ月の月齢の赤ちゃんは自我が芽生え、やりたいことや欲しいものが出てきます。しかし、それが上手にできなかったり思い通りにいかない時に、奇声をあげて意思表示をする子がいます。このような理由で奇声をあげることも成長している証拠です。障害や病気を心配する必要はないでしょう。

1歳以上

1歳頃の赤ちゃんは自分の希望や期待を伝えたい、親の注目を集めたいために大声で叫ぶことがあります。この頃の月齢の赤ちゃんは、まだ言葉で自分の思いを伝えることができません。そのため、大声で叫んだり奇声をあげることで自分の思いを伝えようとしているのです。

赤ちゃんが奇声をあげる原因・対処法を紹介