赤ちゃんがハイハイを始めるのはいつ?練習はさせるべき?安全対策も!

【医師監修】赤ちゃんが生まれると「ハイハイ」する可愛らしい姿を早く見たいと思いますよね。赤ちゃんはいつ頃から「ハイハイ」するのでしょうか?「ハイハイ」の練習は必要なのでしょうか?「ハイハイ」を始めた赤ちゃんが安全に部屋を動けるような対策についても解説します。

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専門家監修
マキ先生
国立大学医学部卒業。11年目の小児科医。現在は子供を3人育てながらフルタイム勤務医をしています。日々、頑張るママたちや子供たちの心に寄り添える診療を心がけています。 本職の都合上、・・・
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Contents
目次
  1. 赤ちゃんはいつからハイハイし始めるの?
  2. ずりばいとハイハイは違うの?
  3. 赤ちゃんにハイハイの練習は必要?
  4. ハイハイの練習方法は?
  5. 赤ちゃんのハイハイにはメリットがいっぱい
  6. ハイハイを始めた赤ちゃんの部屋での安全対策
  7. 赤ちゃんが暮らしやすい部屋づくり
  8. ハイハイに関する心配事
  9. 焦らず赤ちゃんを見守ろう

赤ちゃんはいつからハイハイし始めるの?

赤ちゃんがハイハイし始めるのは8カ月ごろが多いようです。早いと7カ月、遅いと9カ月過ぎる場合もあります。個人差が大きいと言えますね。ハイハイの特徴や練習について、また部屋の安全対策やハイハイについての心配事などを解説していきます。

(生後8ヶ月の赤ちゃんについては以下の記事も参考にしてみてください) 

【生後8ヶ月】赤ちゃんの特徴や発育目安は?育児のポイントや注意点も!

ずりばいとハイハイは違うの?

出典:https://www.pinterest.jp/pin/710794753668561363/

ハイハイする前にずりばいをし始める赤ちゃんもいます。ずりばいだけでなく「ひじばい」「高ばい」についてもその特徴とハイハイとの違いについて説明します。

ずりばいとハイハイの違い【ハイハイの特徴】

ハイハイとは「手の平」「ひざ」を床につけて、お腹は床につくことなく進める状態のことです。手や腕の力だけでなく、下半身でしっかりと体を支える筋肉が育っていなければできない動きです。

ずりばいとハイハイの違い【ずりばいとは】

ずりばいとは、うつ伏せの状態で頭をあげ、「手」「足」の裏を使って前や後ろに進んでいる状態のことです。腕で体を持ち上げる筋力はなく、お腹を床につけてほふく前進のような格好で進みます。赤ちゃんがずりばいし始める時期は、寝返りができるようになってからです。同時にお座りも上手になってくることが多いようです。

ずりばいとハイハイの違い【ひじばいと高ばい】

ひじばいとは、ずりばいのように床にお腹をつき、手の平ではなく「肘」「足」の裏を使って前や後ろに進む状態のことです。これも寝返り後からハイハイの間にし始めることが多いです。始める時期は様々ですが、赤ちゃんの腕や肩の筋力がしっかりついてきているということですね。

高ばいは、「ずりばい」「ひじばい」とは異なり、床からお腹を離し、お尻を高く上げて、両手の平と両足を床につけて進む状態のことです。四足歩行で熊のように見えることから、クマ歩きとも呼ばれます。「上半身「下半身」の筋肉が発達してきて、ハイハイし始める時期に近づくとできるようになる場合が多いようです。

(生後9ヶ月の赤ちゃんについては以下の記事も参考にしてみてください) 

【生後9ヶ月】赤ちゃんの特徴や発育目安は?育児のポイント・注意点も!

赤ちゃんにハイハイの練習は必要?

赤ちゃんのずりばいが上手にできるようになると、行動範囲の広がるハイハイを早くさせてあげたくなりますね。そのために練習は必要なのか?また練習を始める時期の目安についてお話しします。

練習は無理のない範囲で