赤ちゃんがむせて咳き込む原因は?吐くことも?睡眠中・授乳中の対処法を解説!

【医師監修】赤ちゃんがむせるような咳をするとつい心配になってしまいますね。赤ちゃんがむせるような咳をする原因や、睡眠中・授乳中の原因別の対処法を解説します。赤ちゃんがむせて咳き込む場合の病気の可能性についても紹介していきますので、参考にしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. 赤ちゃんや新生児はよくむせる?
  2. 赤ちゃんがむせるような咳をする原因は?
  3. 赤ちゃんが睡眠中・授乳中にむせる時の対処法は?
  4. 赤ちゃんがよくむせる・咳き込むのは病気の可能性もある?
  5. 赤ちゃんがむせるのを心配しすぎないで!

呼吸が上手にできていない

母乳やミルクを飲むことに夢中になって上手に呼吸ができなくなり、むせたり咳き込んでしまう場合もあります。新生児など、生まれたばかりの赤ちゃんに起きやすい現象です。

マキ先生

小児科医

母乳が出るときには、射乳反射というものが起きて、乳腺から母乳が勢いよく飛び出す時があります。このときには、方向によっては赤ちゃんの喉に母乳が当たってしまい、むせる原因になることがあります。

赤ちゃんが睡眠中・授乳中にむせる時の対処法は?

赤ちゃんがむせる時や、咳き込んで吐く場合はどう対処をするべきなのでしょうか?病気の可能性を疑う前に、まずは以下の対処法を試してみてくださいね。

(赤ちゃんのいびきの対処法については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんのいびき!鼻づまりが原因?睡眠時の無呼吸には注意!

縦抱きをして背中をさする

会社員

30代

生後2ヶ月くらいまで、授乳の度にむせたり咳き込んだりしていたので、かわいそうで看護師の友人に相談をしました。

目の前で授乳をして見せたら「授乳の後、縦に抱っこしてげっぷさせてあげるんだよ」とアドバイスをもらったんです。縦抱きにすることを知ってからは、咳き込んだりミルクを吐き出したりすることがなくなりましたよ。

赤ちゃんが授乳中や授乳後に毎回むせたり咳き込んだりするという場合は、無理にミルクや母乳を飲ませず、赤ちゃんを縦に抱いて背中をさすってあげるという対処法がおすすめです。縦抱きにすると気管が開いて楽になり、むせて咳をしたりすることを防止できます。

鼻水を吸ってあげる

先輩ママ

27歳

赤ちゃんが風邪をひいた時に、熱で苦しそうなのにさらに自分の鼻水で咳き込んで息ができなくなっていたので、鼻水を吸ってあげていました。鼻水を吸ってあげるだけでかなり楽そうでした。

もともと咳き込んだりしやすい赤ちゃんだったので、万が一のことを考えて鼻吸い器を買っておいてよかったです。

風邪をひいている時など、鼻水がたくさんでている場合は鼻水を吸って上げるという対処法がおすすめです。横になる前や寝る前に鼻水を吸ってあげることで、喉に流れる鼻水の量を減らすことができます。痰の予防にもなりますね。

母乳・ミルクの勢いを弱める

授乳中にミルクの勢いが強すぎて赤ちゃんがむせてしまう場合は、授乳の回数を何回かに分けたり哺乳瓶の乳首の穴を小さくするなど、ミルクの勢いを弱める対処法がおすすめです。母乳の勢いが強い場合は、少し絞ってから授乳をすることをおすすめします。授乳の間に休憩をはさんでもいいですね。

授乳の量の調整をする

先輩ママ

26歳

生後1ヶ月の赤ちゃんが、授乳の時にひどくむせるので心配になった時期がありました。顔を真っ赤にして喉をゴロゴロ鳴らしているので「これはまずいかも」と思ったのですが、先生に相談をしたところ「ミルクの飲ませすぎですね」と…

半信半疑でしたが、飲む量を少なくして、ちゃんの様子を見ながら少しずつ授乳するようにしたらかなり良くなりましたよ。

母乳やミルクを飲みすぎて赤ちゃんがむせてしまっている場合、授乳中のおっぱいの吸い方やお腹の張り方などをよく見て、量を調節することが大切です。母乳だと少し分かりにくいですが、ミルクなら赤ちゃんが飲んだ量が分かりやすいので対処しやすいですね。

赤ちゃんが呼吸するタイミングを作る

母乳やミルクを夢中で飲んで呼吸を忘れてしまう赤ちゃんの場合は、授乳中に息継ぎのタイミングを作るという対処法も有効です。