産褥パッドとは？生理用ナプキンとの違いは？使い方・おすすめ9選も紹介！

悪露の量にもよりますが、産褥パッドの交換は1日4～5回程度が目安です。ママによってはそれより回数が多くなることも珍しくありません。悪露は出産直後から出始めますが、産後数時間はママの体のために横になって安静にする必要があります。ママが動けない時は、看護師や助産師が交換してくれます。専用の産褥ショーツも用意しておきましょう。

産褥ショーツは前開きにつくられていて看護師にとっても交換しやすく、悪露の量や色の確認もしやすいです。産褥パッド専用のショーツなので付け方も簡単で、産褥パッドの弱めの粘着力でも固定されやすくなっています。帝王切開や会陰切開の傷が痛むママも交換しやすいですよ。

出産直後は肌も敏感になりやすく、会陰切開の傷もあるので清潔に保つことが大切です。産褥パッドの交換はトイレに行くたびにすることが多いですよね。排泄後は、細菌の感染を防ぐために、外陰部を清浄綿で消毒しましょう。消毒の際は、前から後ろに拭いて排泄物が残らないように注意してくださいね。

（会陰切開については以下の記事も参考にしてみてください）

産褥パッドの捨て方は生理用ナプキンと同じです。産褥パッドが広がったり血液が周りに付いたりしないよう、産褥パッドの包装紙やトイレットペーパーを使用して包みます。サイズも大きく血液の量も多いので、しっかり包んでからサニタリーボックスに捨てましょう。

出産直後のママは体力の消耗が激しく、横になったまま安静にしする必要があります。帝王切開の痛みや会陰切開の傷が痛くて思うように動けないママもいます。そんな中でも悪露はすぐに大量に出始めるので、吸収力が高く、たくさんの悪露が出ても衛生的に過ごすことのできる産褥パッドは必需品です。

なるべく不快感なく過ごすために、おすすめの産褥パッドを紹介します。色々な商品があるので、これから出産を迎えるママは参考にしてみてくださいね。

（帝王切開後の痛みはいつまで続くのかについては以下の記事も参考にしてみてください）

産院のお産パッドとしても採用されている赤ちゃん用品ブランド「dacco」が、モレとムレのない安心感を追及した産褥パッドです。特殊曲線加工と立体サイドギャザーが体にぴったりフィットし、隙間モレも横モレもしっかり防いでくれます。後ろモレを防ぐバックワイドと、前モレを防ぐフロントガードでたくさんの悪露が出ても安心のモレにくい形状になっています。

抗菌ポリマーが雑菌の繁殖を防ぎ、気になるニオイも抑えてくれますよ。表面のプレス加工が肌への張りつきを軽減し、表面材と吸収層のヨレも防止します。表面は天然抗菌繊維不織布「クラビオン」でつくられているので衛生面でも安心です。

「dacco」の産褥パッドは、助産師とママの声からうまれた商品です。表面はやわらかな不織布で、フワフワの肌触りが特長です。破水時や出産直後にも安心して使えるよう大きめサイズにつくられています。高吸収ポリマーが逆戻りを防ぎ、通気性のあるバックシートが湿気を逃がしてムレにくいのも嬉しいポイントです。

気になる横モレはサイドガードがしっかり防いでくれますよ。表面材が巻き込みタイプになっていると、血液がパッドの表面を伝って裏側に漏れてしまいやすいですが、「dacco」の産褥パッドはフラットタイプなので漏れにくいのも特長です。