産休の挨拶の基本！メールやスピーチの例文、社内に配るお菓子など紹介！

社内の人への産休前の挨拶は、まず最終出社日の1ヶ月前を目安に口頭もしくはメールにて行いましょう。1ヶ月前に挨拶をしておくことで、業務上関わりのある人は自分自身の計画もたてられやすくなります。その上で最終出社日には、直接業務に関りのある人へは口頭やスピーチで挨拶、口頭で伝えられない人へはメールにてメッセージを送ることが理想です。

社外の取引先やクライアントへの産休前の挨拶では、不在にする期間の後任の紹介とその連絡先をしっかり伝えることが重要なポイントです。いつから産休に入るかを伝えた上で、自分の不在中も今まで同様に後任が対応すると安心してもらいましょう。挨拶をせずに後任が産休に入ったことを伝えるなどはもってのほかのマナー違反となります。

社外の人への産休前の挨拶は相手との関係性や状況にもよりますが、最終出社日の1ヶ月前から少なくとも1～2週間前には挨拶をすることがマナーと言われています。後任に変わってすぐに産休に入ると、業務上の質問があった際に相手も後任も困ることがあります。自分が不在になった後のことを考慮して挨拶のタイミングを決めましょう。

仕事をしていると社内、社外ともにたくさんの人と関わりができます。長い期間お休みすることをどこまで伝えれば良いのでしょうか。この人に挨拶してあの人には挨拶をしないなど、出来るだけ失礼のないようにしたいですね。挨拶のほかに産休前に社内でしておくこともチェックしましょう。

社内では業務上お世話になっている人以外にも、関わりのある人には出来る限り産休前の挨拶をすべきでしょう。挨拶せずとも大きいお腹の姿を見ていれば、産休に入ったのだろうと推測はされます。

ただ自ら挨拶をして産休に入ると、復帰後も良い関係性を保てるはずです。一人一人挨拶に行くほどの関係ではない人や遠方の地域の社内の人は、一斉メールででも産休前のメッセージを送ることがマナーと言えます。

産休前に社内でしておくべきこととしては、後任への引継ぎや挨拶のほかにもいくつかあります。産休の手続き、産休中の連絡先確認などの事務的なことや、荷物の整理にも時間がかかるでしょう。

自分のデスクやロッカーなどが産休中は使えない場合は、置いておくもの、破棄するもの、持ち帰るものを分けて整理しなくてはいけません。大きいお腹では人に頼らないとできないこともあるため、出来るところから早めに取り掛かるべきです。仕事の引継ぎ予定表に身の周りの整理項目も追加すると良いでしょう。

（産休・育休の手続きの流れについては以下の記事も参考にしてみてください）

社外の人でも、営業職であれば取引先、事務職でも関係しているクライアント、サービス業に至っては複数の顧客などさまざまです。産休中に業務上迷惑をかける人へは早めの挨拶をすべきですが、一度名刺交換をした程度の人にまでする必要はありません。

挨拶せずに長い期間不在になることで、不信感を持たれる可能性のある人へはすべて挨拶をすべきですが、どこまでかについては上司に相談すると良いでしょう。