妊婦は玄米茶に要注意?妊娠中の胎児への影響、カフェイン含有量など解説!

【医師監修】玄米茶のカフェインの含有量を、他の飲み物と比較しながら紹介します。カフェインが妊婦さん・胎児に与える影響や、お茶に含まれるカフェイン以外の危険な成分、玄米茶を飲む時の注意点も紹介しますので、カフェインを気にしている妊婦さんはぜひ参考にしてみてくださいね。

( 2ページ目 )
Contents
目次
  1. 玄米茶のカフェイン含有量は?
  2. カフェインが妊婦さんや胎児に与える影響は?
  3. お茶にはカフェイン以外にも危険な成分がある?
  4. 妊婦さんが玄米茶を飲む時の注意点は?
  5. 妊婦さんにおすすめの玄米茶3選
  6. 妊娠中も玄米茶を楽しもう!

タンニン

妊婦さんは、お茶の成分の1つでもあるタンニンに注意する必要があります(※)。タンニンは、妊婦さんに必要だといわれている栄養素の1つ、鉄分の吸収を妨げてしまうからです。実は、緑茶などに含まれるカテキンもタンニンの1種なので気を付ける必要があります。

下剤の成分

便秘に悩む妊婦さんは多くいますね。妊婦さんは薬を気軽に飲むことができないので、便秘に効果的なお茶を見ると魅力的に感じる人もいるかもしれません。しかし、ハーブティーの1種であるキャンドルブッシュやセンナ茶などには、依存性や刺激性のある大腸刺激性下剤の成分が入っています。

大腸刺激性下剤の成分はあまりにも刺激が強いことから、痔や下痢の原因になってしまったり、決まったお茶を飲まないと便が出なくなってしまうケースもあります。妊婦さんがお茶など自然なもので便秘を解消したいと感じてしまう気持ちは分かります。しかしお茶の種類によっては逆に危険な可能性もありますので、気を付けましょう。(※)

妊婦さんが玄米茶を飲む時の注意点は?

妊婦さんが玄米茶を飲む時の注意点は、摂取量です。妊娠時にカフェインを摂取することの害はたくさんありますが、生活をする中で全くカフェインを摂らないということは難しいですね。カフェインはいろいろな食べ物の中に入っているので、完全に絶とうと考えると逆にストレスになってしまう可能性もあります。

もしカフェインを完全に絶つことがストレスになってしまう可能性が高いなら、体に影響の出ない量を守る、という対策が1番良いでしょう。カフェインは、1日に100mgまでなら母子に影響が少ないといわれています(※)。

玄米茶100ml当たりにカフェインが10mg含まれているので、コップ1杯を150mlだと考えると、1日に5~6杯くらい飲むことができます。それ以上の量を飲んでしまうとカフェイン量が100mgを超えてしまう可能性がありますので、注意しましょう。

カズヤ先生

産婦人科医

カフェインの摂取が胎児に悪影響を及ぼすレベルとなると、かなりの量を摂取しないといけません。 ですので、通常に日常生活で摂取する常識的な量であれば、概ね問題はありません。 具体的には、コーヒーであれば2〜3杯程度であれば、それほど過剰に心配する必要はありません。

(妊婦さんが梅干しを食べる時の適量については以下の記事も参考にしてみてください)

妊婦が梅干しを食べる時の適量は何個?妊娠中のつわりへの効果・注意点も!

妊婦さんにおすすめの玄米茶3選

玄米茶を飲みたい、という妊婦さんに、おすすめの玄米茶を紹介していきます。美味しいと人気の商品ばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

本来玄米茶は少量のカフェインが含まれているものですが、デカフェの商品も紹介しています。

(スタバのノンカフェインドリンクについては以下の記事も参考にしてみてください)

スタバのノンカフェイン・デカフェドリンク徹底まとめ!カスタマイズも!

1. 癖がなくのみやすい【オーサワジャパン】

オーサワの黒炒り玄米 330g
1,620円

※対応や送料など含め、レビューの評価が一番高かったものを表示しています。

Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る

福岡産の玄米を100パーセント使用したオーサワの玄米茶です。癖がなく、香ばしいと評価されています。

水1Lに対して20gの粉末を入れるだけで良いので、コスパの良さでも評価されています。粉末の玄米茶だと粉の塊が喉に引っかかる、粉がカップの底についてしまう、という人にも、この商品は問題ないと好評なので、粉のお茶が苦手な妊婦さんにもおすすめできますよ。

Amazonレビュー

★★★★☆

現在妊娠中で、妹からこの商品の事を聞いて飲んでみました。
初めてなのでドキドキでしたが、くせもなく飲みやすくて気に入っています(^-^)。

内容量331 g
原産国名(産地)福岡産
商品タイプ粉末
保存方法直射日光、高温多湿は避けて保存してください。開封後はお早めにお召し上がりください。

2. 必要が栄養素がたくさんとれる【シガリオ】