幼稚園の座布団やカバーは手作りが必要？簡単な作り方や、名前つけの工夫を紹介！

座布団から手作りすれば、クッションの中身の素材を選ぶこともできます。

低反発のウレタンクッションなら、弾力もあり、程よく沈みこんでお尻にフィットする感覚ですし、綿にすれば、ふわふわとしてそれもまた気持ちが良いですよね。中身を重ねると好みの厚さにすることもできます。いずれも手芸店や100均で手に入ります。

座布団に、椅子に結びつけるためのひもやゴムをつけただけのタイプもありますが、カバーを取り外しできると洗いやすいですよね。また、クッションがへたったら中身だけ取り替えることもできて便利です。

座布団に合わせてカバーを手作りするとなると少し難しそうですが、ミシンが苦手なら手縫いでも作れますし、ボンドを使えば針と糸がなくても作れます。また、ファスナーを使わないカバーにすれば、手作りするのも、中身の入れ換えも楽ですよね。

（幼稚園の説明会については以下の記事も参考にしてみてください）

和室に置いてあるような本格的な座布団を作ろうとすると、まずは台張り・角作りといった綿の形を整える行程があります。そのあと袋布に綿を入れて、角入れ・口くけなど決められた手順があります。丁寧に手作りした座布団は座り心地も良いでしょう。

しかし、幼稚園の椅子に使う座布団は何かと汚れることも多く、その度に洗うのも大変ですよね。ここでは、簡単に手作りできる座布団と座布団カバーを紹介していきます。

幼稚園の椅子に使う子ども用座布団の中綿には、タオルを使うのもおすすめです。タオルなら他の洗濯物と一緒に手軽に洗えますし、綿と違って干すのも簡単で、乾いたかどうか分かりやすいですよね。

袋布にもガーゼタオルを使うレシピを紹介します。端の処理が要らないのであっという間に作れますよ。古くなったタオルを利用して、いくつか替えを作っておくのも良いですね。

【材料】
●袋布…ガーゼタオルや手ぬぐいなど1枚
●詰め物…バスタオルやフェイスタオルなど

【作り方】
①袋布用のガーゼタオルを上の図のように中表にして折り、両端を縫います。
②表に返すと、袋布の完成です。
③詰め物は、裏にして内側のポケットに入れます。
④スナップボタンなどをつけて、座布団の完成です。

【材料】
●幼稚園の指定サイズに合わせたクッションか座布団
●椅子にかける太めのゴム紐（幅3cm程度）
●お好みの生地

【作り方】
①ゴムと生地を、指定サイズに合わせてカットします。
②生地の両端を三つ折りして縫います。
③生地を中表にして中身のクッションを置き、ふわっと包みます。真ん中で生地が9cmほど重なるようにします。そして、中身のクッションをそっと抜きます。
④重ねたところと両端をまち針でとめて動かないようにして、生地の両端を縫います。
⑤四隅を3cm×8cmカットして、マチとゴムの通し口を作ります。
⑥マチを縫ったら、ゴムを通します。布からゴムを少し出し、まち針でとめて縫います。この時、ゴムがねじれていないか確認しながら、慎重に縫っていきましょう。
⑦生地を表に返すと、座布団カバーの完成です。