妊娠中期の下痢！原因と対処法は？赤ちゃんに影響はある？

体重管理が大きな課題とされる妊娠生活。妊娠中は普段よりも太りやすくなり苦労している方も多いでしょう。しかし体重管理を適切に行えば下痢症状の予防につながることも。以下では、体重管理の過程で生じる下痢症状の予防効果についてお伝えします。

妊娠中期は食事がおいしく食べられますよね。しかしここで体重管理を脅かすのが「食べ過ぎ」です。妊娠中期に入ったこの時期こそ暴飲暴食には気をつけなければなりません。

体重増加は妊娠高血圧症候群を招く確率が上がります。そして暴飲暴食は下痢症状を誘発する要因にもなるのです。胃がスッキリして食欲旺盛になる妊娠中期こそ食べ過ぎに注意しましょう。

妊娠中はホルモンバランスが大きく変化し、さまざまなところに影響します。その一つが胃腸などの消化器系です。消化活動が低下すると便秘や下痢などの症状も出やすくなります。

妊婦さんの体は栄養素を多く摂取できるように変化しています。実は栄養素が多すぎることも便秘や下痢を招く大きな要因に。栄養価が高い食品でも摂り過ぎは逆効果になります。優秀とされる食材も腸内に悪影響を与えれば下痢や便秘はもちろん、体重増加にもつながるでしょう。

(妊娠中期の過ごし方については以下の記事も参考にしてみてください)

下痢によってお腹が痛くなると「赤ちゃんになにかあったらどうしよう」と心配になりますよね。ここでは、妊婦さんの下痢症状が赤ちゃんにどんな影響を与えるのかをお伝えします。

妊娠中期の下痢は妊婦さんにとって大きなストレスになります。食べたいものも食べられず、お腹が痛いのに寝る体勢を探すのも一苦労。何よりお腹の赤ちゃんに影響がないか心配にもなりますよね。しかし下痢の症状よりもむしろそのストレスのほうが赤ちゃんには悪影響かもしれません。

お腹のなかの赤ちゃんは母親の感情に敏感です。お母さんが痛いと感じると「大丈夫？」と問いかけるように胎動を感じることも。お母さんが笑うと赤ちゃんも楽しい気分になると言われています。