胎動が激しい時の対処法は？男の子・女の子、性格もわかる？

激しい胎動は「発達障害（特にADHD）の兆候？」と心配になるかもしれません。しかし、胎動と発達障害は全く別のものです。赤ちゃんが激しく動いたからといって、多動症などの発達障害ではありません。「激しい動き」という言葉が先歩きをしてしまったのかもしれませんね。ママは、激しい胎動から発達障害をイメージして不安になる必要は全くないのです。

ADHDは、集中を継続できない・落ち着いてひとところにいることができない・衝動的であるなどの容態が見られる発達障害です。この発達障害に含まれる多動症という症状を聞いたことがあるママもいるでしょう。多動症は、落ち着いて一つの場所にいられないという特徴を持つ発達障害です。こういった発達障害がなぜ発生するのかは解明されていないのです。

また、発達障害は生まれつきの障害だと言われています。このような発達障害が発覚するのは一般的に7歳以降と言われています。

胎動の強弱と、ダウン症の有無を関連づける医学的な裏付けは全くありません。胎動が弱いからといって、ダウン症であるとは言えません。逆に胎動が強いからダウン症ではないとも言えないのです。

しかし、胎動が少ない場合にダウン症を心配するママもいます。「ダウン症とは一体何？」という人もいるかもしれません。ダウン症とは生まれつきの症候群で、染色体の異常から生まれると言われています。21トリソミーという言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。これは21番目の染色体が一本余分にある状態で、ダウン症のことを指します。

ダウン症の子供は、一般的に筋肉の力の発達が他の人に比べてゆるやかだという特徴があります。このことから、胎動の弱さとダウン症を結びつける考えが生まれたのかもしれませんね。しかし、こういった胎動とダウン症を関連づける話に根拠はないので、心配しすぎる必要はありません。

(胎動とダウン症の関連については以下の記事も参考にしてみてください)

ママが心配すべきなのは、胎動が半日以上から一日感じられなくなってしまった時です。一日中一つも胎動を感じることがなくなったら、なるべく早く病院で診断を受けましょう。何らかのトラブルがあり、赤ちゃんの力が弱っているケースがあります。

ママは胎動を感じると嬉しいですよね。「パパにもぜひこの喜びを味あわせてあげたい！」と思うママは多いのではないでしょうか。胎動が激しい時は、パパにも胎動を感じてもらえるチャンスです。ぜひ、お腹を触ってもらいましょう。

自分の体になじみのない感覚にびっくりするパパもいます。また、なぜかパパが触った瞬間に、激しかった胎動がピタリとおさまってしまうことも意外とあるようです。ここでは胎動にまつわるパパの反応を紹介します。

パパが驚愕するほど激しい胎動があるママの体験談です。胎動の痛みは妊娠を経験したことがない人にはなかなかわかってもらえないものでしょう。上記のパパのようにお腹を触ってもらうといいかもしれませんね。ほんの一部分だけでも激しい胎動の驚きをパパと共有し、連帯感が生まれることでしょう。

意外と多いのが、パパがお腹を触った瞬間に胎動が止まってしまう赤ちゃんです。恥ずかしがり屋な性格の持ち主なのかもしれませんね。パパは、赤ちゃんに避けられたのかとがっかりしてしまいそうです。しかし、逆に赤ちゃんはパパの手に安心したのかもしれません。パパへのフォローをしつつ、次のタイミングを気長に待てると良いですね。