赤ちゃんに熱が…！発熱の原因は？38度以上の高熱は要注意！

新生児の発熱は急を要する場合がほとんどなので、早めに病院へ向かうようにしましょう。気を付けるべきは、脱水状態にならないようにすることです。こまめな水分補給を心がけておいてください。スプーン一口でも何度も吐くといった症状には、早急に対処が必要です。いずれにせよ、早く診察を受けて適切な処置をしてもらってくださいね。

新生児が発熱して病院で診てもらう場合「血液検査」「レントゲン」「尿検査」「エコー検査」を行う事があります。ただしそれでも原因がわからない事が稀にあります。その場合、保護者了承の元、髄液検査をすることになるでしょう。

新生児の発熱は、一度で原因が特定できないこともあります。原因不明の熱だと診断されても、後々原因がわかる事も珍しくありません。

高熱出しただけでは後遺症にならないと言われています。しかし、発熱を伴う脳症や化膿性髄膜炎、脳炎などの際には要注意です。水疱瘡、麻疹や風疹、インフルエンザなどによる感染症によって、後に脳症となってしまう場合もあります。

新生児や赤ちゃんの熱は「朝起きてから」「昼食後」「夕方」「夜」の合計4回測りましょう。汗をふき取り、脇に挟んでずれないように少しおさえてあげてください。電子体温計では1分前後、水銀体温計では5分から10分程度かかります。時間はかかりますが、正確に測れる方法なので実践するように心がけましょう。

耳に入れるタイプの体温計は、慣れていないと使うのが少し難しいです。普段から使い方に慣れておく必要はありますが、その代わりサッと体温が測れるので、おすすめできます。

（赤ちゃんの体温の測り方については以下の記事も参考にしてみてください）

医療機関に行くときには、日頃から必要なものを用意しておくと焦らずにに行動できます。万が一に備えて冷静に行動するためにも、準備を怠らないようにしましょう。

●紙おむつ2～3枚
●母子健康手帳
●財布
●湯冷まし、お茶など水分
●保険証
●体温の変化のメモ書き
●おしりふき・診察券

寒い時期にはおくるみなどを用意しておきましょう。夏場でも病院内では冷える事もあるので、羽織があると便利です。汗をかくときや飲み物をこぼした時の為に、タオルや着替えも持っておくと良いでしょう。

●おくるみや羽織えるもの
●抱っこひもやベビーキャリー等(常日頃から赤ちゃんが馴れている製品)
●タオル2～3枚
●替えの肌着

（赤ちゃんの健康については以下の記事も参考にしてみてください）