赤ちゃん・新生児の笑顔の発達はいつから?笑う理由って何?
【医師監修】日頃の育児疲れも、我が子が笑う姿で吹き飛びますよね。ところで、赤ちゃんの笑いや微笑がいつから始まったか覚えていますか? 実は新生児期から始まっているのです。新生児や赤ちゃんが笑うのはいつからか、微笑に隠された驚くべき生態など、詳しくご紹介します。
新生児と赤ちゃんの笑うという行動について
赤ちゃんの笑顔や笑い声、愛らしく笑う姿は非常に価値あるものですよね。しかし、一口に赤ちゃんが笑ったといっても、それには大きな意味と役割があることをご存知でしょうか。まずはその新生児期と乳幼児期の、赤ちゃんの笑いの種類と違いについてご紹介します。
いつからか笑い始める新生児
誰でも癒されたことがある新生児の微笑を「新生児微笑」と呼びます。新生児の微笑はまさに天使の笑顔のようなので、欧米ではエンジェルスマイルと表現されることがあるようです。
マキ先生
小児科医
赤ちゃんが笑いかけてくれると本当に幸せな気持ちになりますよね。赤ちゃんが微笑むことで、母親側からの愛着形成がより強固になります。
新生児微笑に続く、社会的微笑
新生児微笑の時期に続き、次は「社会的微笑」が始まります。一見どちらも同じ微笑した表情なので違いは無く見えますが、赤ちゃんの発達と成長のポイントが隠されているのです。したがって、その笑顔の理由も各々に異なります。
マキ先生
小児科医
新生児微笑も社会的微笑も、そのときどきにしか見られないものです。理由を知ることも重要ですが、そのときの笑いをしっかり心に焼き付けて成長を見守るのが1番ですね。
心理学から見る新生児と赤ちゃんが笑う理由
新生児微笑の原因は不明で、あらゆる説があります。乳幼児心理学から見た新生児の微笑は、赤ちゃんの生来の力だとする考えが有力です。なんだか難しく聞こえるかもしれませんが、赤ちゃんたちの生きるための術と考えれば納得ですね。
笑うのは周囲に愛されるための赤ちゃんの知恵
新生児にはまだ泣いたり、寝たり、ミルクを飲んだりといった生命維持のための行動しかありません。しかし、赤ちゃんは微笑むことで周囲が自分に愛情と優しさを持って接してくれるという、生まれながらの知恵を持っています。
つまり、新生児微笑は赤ちゃんの自己防衛本能のひとつということです。この感情的なものではない生理的な微笑は「生理的微笑」とも呼ばれます。
いつから新生児の笑いに反応してあげるべきか
新生児微笑の早い段階の時期から、養育者の反応がその後の赤ちゃんの発達に影響を与えるということが研究によって明らかになりました。この時期に赤ちゃんに対してしっかりと反応を返してあげることで、特に言語や感情の発達に関して良い効果をもたらすといわれています。(※1)
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