赤ちゃんに熱が…！発熱の原因は？38度以上の高熱は要注意！

熱が39度や40度あっても、いつもと変わらない表情で元気なときは、重大な病気の可能性は低いです。逆に熱が微熱程度でもぐったりしている場合や、嘔吐など別の症状がある場合は病院で診てもらいましょう。

赤ちゃんの発熱自体には問題ありません。ただし熱以外の症状が出たら十分に注意が必要です。高熱であっても他に症状がなければ、緊急性は低いので自宅で様子を見るようにしましょう。ただし高熱が続いたり、うなされたり元気がない場合は、迷わず医療機関を受診してください。

新生児には、ママの免疫力が生後6か月くらいまで残されています。そのため、生後6か月未満の新生児は、あまり発熱しない傾向にあります。発熱しても元気だったり、おっぱいやミルクも普段と変わらない量を飲んでいれば「眠い」「厚着すぎる」「部屋の温度が高い」「水分が足りない」などが原因とも考えられます。

ただし、稀に深刻な疾患が潜んでいる場合があります。もしも急な発熱や高熱があり元気がない場合、すぐに医療機関を受診して相談するようにしてください。

新生児に38度を超える発熱が見られたら、できるだけ早く医療機関で検査をしてもらいましょう。重篤な病気や、ウイルスによる発熱の可能性があります。新生児は通常であれば発熱しにくいため、高熱の場合は赤ちゃんの体にトラブルが起きていることが考えられます。（※1）

新生児が38度以上の発熱をした場合は、夜間でも早めに医療機関で診察してもらいましょう。発熱したら、他に嘔吐や震えなどの症状がないかを確認し、医師に事細かに知らせるようにしてください。便や尿の回数や状態も、メモしておくと良いです。脱水症状がないかをチェックし、場合によっては白湯を飲ませてあげてください。

「呼吸が荒い」「何度も嘔吐する」「痙攣」「弱って元気がない」などの症状がある場合には、早めに医療機関へ問い合わせるようにしましょう。救急車に来てもらうことも視野に入れながら、冷静に行動するようにしてください。

新生児の高熱の原因は、感染症によるものが多いです。その中でも、ウイルスが原因の割合が高いと言われています。発熱は、人間の防御反応のひとつです。人間の体に病原体が入ると、防御反応（発熱）が起きて免疫を作り、悪化を防ぐ効果を発揮してくれています。発熱が起きるということは、人間の防御反応が正常に働いているという証拠でもあります。