野菜やフルーツで染物『草木染め』*簡単なやり方を全10種の材料で紹介!
草木染めは「野菜・フルーツで簡単にできる」と若い女性に人気です。染物のためわざわざに野菜・フルーツを購入する必要はなく「玉ねぎの皮」「ミカンの皮」など、食べない部分を活用できるのも嬉しいポイント。草木染めの材料はもちろん「染め方」「模様の作り方」など紹介していくので、染物に興味がある方は参考にして下さいね。
草木染めで使いやすい野菜・フルーツ10選ご紹介します。野菜やフルーツの種類によって仕上がりの色が違うので、いろいろ試してみましょう。
1. 野菜染めの王道!【玉ねぎの皮】で染める
玉ねぎを使った野菜の染め方は草木染めの中でも王道で、材料の手に入りやすさという意味でも最高の素材です。玉ねぎは新玉ねぎではなく、皮の茶色くなった玉ねぎを使うようにしましょう。
玉ねぎの皮を使うと茶色と黄色の中間のような温かみのある、まさに生成りな色合いに仕上がります。玉ねぎの時期や使う材料の量でも色の濃さが変わりますので、いろいろ試してみるのも面白いですね。
2. カラフルな野菜の代名詞【人参の葉】で染める
人参といえばカラフルな野菜の代名詞的存在ではす。しかし草木染めで使うのは「実ではなく葉っぱ」のほうです。人参を使った染め方の場合は、葉っぱを使ったほうが生地が良く染まります。
仕上がりの色は、葉っぱを使ったとは思えないほど鮮やかな「黄色」です。普段は捨ててしまう人参の葉っぱで、こんなに鮮やかな色が出ると思うと、葉っぱを捨てるのがもったいなくなりますね。
3. 鮮やかな色を出す野菜ならコレ!【なすの皮】で染める
茄子は、皮を剥いて煮出した後、ミョウバンを加える事でとても綺麗な紫色の染液を作る事ができます。茄子の漬物の色を鮮やかにする為の方法と同じですね。皮をむいた後の茄子は煮びたしにでもしましょう。
茄子は想像通りの色が出る簡単な染物です。染色と焙煎を繰り返す事でより濃い茄子色になります。薄めの色が好きなら1~2回、濃い目の色に染めたければ4~5回、染色と焙煎を繰り返すと良いでしょう。あまり濃くしすぎると趣味の悪い色になってしまうので注意です。
4. フルーツの皮には色素がたっぷり!【ぶどうの皮】で染める
ぶどうは紫色の皮のぶどうの皮を使うようにして下さい。マスカット等の皮でもできない事はありませんが、あまりにも淡い色過ぎて変化がわかりにくいです。もちろん、中身は食べてくださいね。
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