排卵日に食欲が増す原因と対策法!逆に食欲がないと注意が必要!?

【医師監修】月に一度、やけに食欲が旺盛になり食べても食べてもまだ食べたい。どうしてだろうと考えたときに、そういえば排卵日辺りだと思いついた経験はありませんか?その逆でなぜか食欲が全くなくなる事もあります。排卵日に、通常の食欲ではなくなる理由や対処法をご紹介します。

専門家監修 | 産婦人科医 島袋史
ゆいクリニック(沖縄市)院長。琉球大学医学部卒業。「生まれてからもずっと結ばれていたい」という母と子の想いに応えることが出来るような、祝福に満ちた場を創りたいという想いの下、...
ゆいクリニック(沖縄市)院長。琉球大学医学部卒業。「生まれてからもずっと結ばれていたい」という母と子の想いに応えることが出来るような、祝福に満ちた場を創りたいという想いの下、 ゆいクリニック院長として勤めています。

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目次

  1. 排卵日にはなぜ食欲が倍増するの?
  2. 排卵日に倍増する食欲と上手に付き合おう
  3. 食欲旺盛の排卵日に摂取する食品
  4. 排卵日に食欲不振に陥るとき
  5. 排卵日に食欲が出ないときの対処法
  6. 排卵日の食欲の異常は誰にでも起こること

排卵日にはなぜ食欲が倍増するの?

毎月おとずれる生理と生理の間にある排卵日付近には、様々な症状が現れます。個人差はありますが、怠い・イライラが止まらない・とにかく眠い眠い・むくみがひどいなど、毎月のことながらどうにかならないかと悩む女性も少なくないですよね。

排卵日に起こる症状のひとつに、食欲旺盛になることがあります。いつもの食事では足りなくておかわりをしてしまったり、間食に手を出してしまったり。日頃のダイエットが台無し!と体重の増加に恐怖を感じたことはありませんか。今月の排卵日こそは、食べたい気持ちを抑えようと頭では思っていても体がついていかないのは、理由があるのです。

排卵日に起こるホルモンのバランスの影響

女性の体はとても神秘的で、毎月の排卵や生理、妊娠・出産で、ホルモンバランスが常に変動しています。そのために、怠い、眠い、イライラ、食欲異常が発生するのです。

中でも排卵日付近は「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2つのホルモンが影響しています。この2つのホルモンが共通しているのはどちらも妊娠を助けること。排卵日を過ぎて生理が始まるまでは、ホルモンの分泌量に変化が生じているのです。

(排卵日については以下の記事も参考にしてみてください)

排卵日の眠気はどうすればいい?原因や対策を知りたい!
排卵日の症状は?吐き気、腰痛、腹痛などがある?原因は?

エストロゲン

エストロゲンは卵胞ホルモンと呼ばれ、毎月生理後の排卵日にかけて分泌量が増加します。エストロゲンの役割は、排卵の後に基礎体温を下げ子宮内膜を厚くするなど、身体を妊娠しやすいように整えることです。

島袋史

産婦人科医

エストロゲンに基礎体温への影響力があるというのはあまりきいたことが無いです。とくにエストロゲンに基礎体温を下げる効果はないと思うので、基礎体温を下げるは削除した方が良いのでは無いでしょうか。

プロゲステロン

プロゲステロンは、黄体ホルモンと呼ばれ、排卵日以降次の生理にかけて分泌されます。プロゲステロンの役割は、排卵の後に基礎体温を上げて受精卵の着床を助けたり、乳腺を発達させるなど、妊娠を継続できるようにすることです。

排卵日以降に食欲旺盛になる理由は、排卵の時期に分泌量が増えるプロゲステロン。プロゲステロンは排卵後、摂食中枢に働きかけて妊娠や胎児の成長に備えます。水分や脂肪分などの栄養を蓄えようとするので、排卵日を過ぎると食欲が増すというわけです。

排卵日に倍増する食欲と上手に付き合おう

排卵日に自分の意志ではどうしようもできないホルモンの分泌のために、食欲旺盛になることがわかりました。しかし、排卵の時期のホルモンの仕業ならしかたないわと、食欲が増すまま食生活を送っていると、体重増加やむくみにも繋がりかねません。

食べて満腹になると、眠い症状にも拍車がかかり、食べて寝るを繰り返すことになってしまいます。せっかく行っていたダイエットなのに、排卵日を過ぎると体重も元通りに。そんな悲しい結末を迎えないためにも、食欲旺盛な排卵の時期を上手に乗り越えましょう。

日に3度の食事をきちんととる

排卵日に起こる異常な食欲による体重増加を防ぐため朝食を抜く、という人もいるでしょう。一日三食をとらないでいると、逆に過度の間食をしてしまったり就寝前の空腹に負けてしまったり、規則正しい食生活を送ることができなくなってしまうことも。(※1)

排卵日こそ、朝・昼・晩の三食を出来るだけ時間を決めてとり、余計な間食をしないようにしましょう。どうしても口さみしいときは、ナッツ類・ごぼうなどの根菜類や小魚をおすすめします。噛みごたえのあるものを食べることで、自然と咀嚼も増え、少量でも満腹になり、体重増加を防げますよ。

島袋史

産婦人科医

朝食は消化に負担をかけない、生野菜や生の果物がおすすめです。スムージーにするとより栄養が取れます。市販の野菜ジュースは加熱殺菌されて酵素やビタミンがあまり含まれていないので、新鮮な生野菜や果物が良いです。

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