妊娠超初期〜初期の腰痛！どんな痛み？原因と対策！流産の可能性も？

腰痛の原因としてリラキシンというホルモンの分泌と運動不足があることがわかりましたそれでは妊娠超初期から妊娠初期にかけての腰痛への対策としては、一体どのようなことをすればいいのでしょうか？3つの着目点に分類してご説明します。

まず初めに挙げられるのが「運動」です。先ほどの腰痛の原因として「運動不足」がありましたので、当然運動をすることによって腰痛の原因となる不安要素を取り除くことができます。ただし注意しなければいけないこととして、激しい運動や怪我などのリスクがある運動は避ける必要があります。

腰痛対策のおすすめの運動はストレッチやエクササイズ、ウォーキングなど。ストレッチは血行を良くし、腰痛以外にも肩こり改善・疲労回復・むくみの改善など、さまざまな効果が期待できますよ。またエクササイズやウォーキングなども、ストレス発散や、出産時に必要となる体力をつけることができるなどのメリットもあります。

姿勢を改善するだけで腰痛の症状を軽減してくれます。普段無意識で楽な姿勢をしようと猫背になったり、座っている際に足を組んだり、片足に重心をかけたり片方の肩や手に重いものを持ったりしていないでしょうか？その一つ一つを意識して改善することにより、腰痛の症状を抑えることができますよ。

また姿勢を正してくれるアイテムとして骨盤ベルトの使用もおすすめです。骨盤のゆるみや歪みを防いでくれるだけでなく、腹痛の軽減や便秘の解消などの効果が期待できますよ。

血行を良くすることも妊娠超初期から妊娠初期の腰痛の症状を抑える一つの方法となります。具体的にはあったかい湯船にゆっくりつかることや、ホッカイロなどで腰や肩などをあたためるという対策が効果的です。血行を良くすることで頭痛や腹痛などの症状を抑える効果もあげられますよ。

なお外出する際も注意が必要です。冬場ならあったかい格好で外出するのが当たり前ですので問題ありませんが、夏場でも建物内や電車などクーラーが効きすぎている場所もありますので、そのような際でも体を冷やしすぎることがないよう一枚上に羽織れるものを持ち運んでおくことをおすすめします。

今まで腰痛の原因や対策などをご説明してきました。それではその妊娠超初期から妊娠初期にかけての腰痛はいつからいつまで続くものなのでしょうか？

妊娠超初期から妊娠初期にかけての腰痛は、早い人だと妊娠0週目から自覚する場合もあります。そしてこの腰痛が治まる目安は安定期に入る妊娠16週ころと言われています。その理由として、腰痛の原因である「リラキシン」の分泌が妊娠12週から妊娠15週を目安に落ち着くためです。すなわち妊娠初期が過ぎればそのまま腰痛は改善されていきますよ。

ただし個人差がありますので、安定期に入っても引き続き腰痛の症状が軽減されない方もいらっしゃいますので、あくまで目安として考えてください。

妊娠16週を過ぎればそのまま腰痛が完全になくなるかと言われればそうではありません。お腹が大きくなってきた妊娠後期も、再び腰痛に悩まされる可能性が高いのです。

妊娠超初期から妊娠初期にかけての腰痛と妊娠後期の妊娠の違いとして挙げられるのが腰痛を引き起こす原因です。妊娠後期はお腹が大きくなることによって重心が前の方にかかるようになり、それを支えるために腰に無理な力がかかることが原因となります。そんな妊娠後期の腰痛に関しては姿勢を正すといった対策をとることがおすすめですよ。