妊娠初期にげっぷが多い原因は?つわりと関係が?症状と対処法!

【医師監修】妊娠初期に急にげっぷが出始めて戸惑っている妊婦さんも多いはずです。げっぷもつわりの1つですが、どうして妊娠するとげっぷが出るのでしょうか。今回は妊娠初期に起こるげっぷの原因とその症状、そして対処法についてをご紹介します。

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専門家監修
渡邉恵里
平成19年卒、小児科医。現在は、精神科クリニックで子どもの発達や心の問題に取り組んでいます。
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Contents
目次
  1. 妊娠初期にげっぷが起きる原因
  2. 妊娠超初期の兆候のひとつにげっぷがある
  3. 妊娠初期のげっぷはつわりと関係があるの?
  4. 妊娠初期のげっぷはいつごろおさまるもの?
  5. 妊娠初期のげっぷが起きたときの対処法
  6. 妊娠初期のげっぷは適切な対応をして付き合おう

妊娠したかどうかまだ確証のない時期にげっぷが急に増えたからといって、確実に妊娠したとは言い切れません。まだ妊娠したかどうかの検査をしていない方は、産婦人科を受診することをおすすめします。

(妊娠超初期の症状ついては以下の記事も参考にしてみてください)

妊娠超初期の頭痛の原因と対処法!妊娠初期に現れる症状について

妊娠初期のげっぷはつわりと関係があるの?

未だに正確な根拠は立証されてはいないですが、妊娠初期のつわりは女性ホルモンに関係するものだと言われています。げっぷもつわりの症状のひとつですが、主には「よだれつわり」と「食べつわり」の2つのつわりによることが多いようです。

これらのつわりは、何かを飲み込む際に空気を一緒に飲み込んでしまうことで起きます。したがって、それらの原因を知るだけでも対処法がわかるでしょう。

よだれつわりが原因のげっぷ

よだれつわりになると唾液の分泌量が増えて、しんどく感じる妊婦さんも少なくありません。よだれつわりとは、唾液の量によって気持ち悪さを感じる症状のことを指します。

妊娠初期は妊娠によって引き起こされる自律神経やホルモンバランスの乱れによって、唾液の分泌量が増えがちです。これによって通常よりも唾液を飲み込む回数が増えるので、同時に空気を飲み込むことになり、げっぷの出る回数も必然的に増えてしまいます。

空気を多く吸いすぎることによって「呑気症」あるいは「空気嚥下症」とも呼ばれる病気になりかねません。これらの病気は妊娠していなくとも、日本人は8人に1人悩んでいるといわれていわれています。その原因は胃腸機能の低下、ストレスです。妊娠したらストレスを溜め込まない生活を心がけるようにしましょう。

食べつわりが原因のげっぷ

食べつわりとは、空腹時に吐き気や気持ち悪さを催すことです。食べつわりの症状のある妊婦さんは、空腹時を作らないように常に何かを食べることが多くなります。つまり、それだけ食べ物と一緒に空気を吸い込む回数が多くなるということです。

そして、胃腸機能の低下により消化能力も衰えています。したがって、消化不良によってガスが増え、げっぷが出やすくなる原因となるのです。

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また食べたあとに気持ち悪くて横になることも増えます。それによりガスが胃の中に溜まり、げっぷが出やすくなることもあるようです。

(つわりについては以下の記事も参考にしてみてください)

妊娠初期につわりの症状!吐き気の原因と対策!つわりにも種類がある?

妊娠初期のげっぷはいつごろおさまるもの?

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人前でげっぷを出すのに引け目を感じてしまうものです。妊娠初期のつわり症状で起きたげっぷはいつおさまるものなのか気になりますよね。一過性の症状であるにせよ、いつごろまでげっぷは続くのかをみていきましょう。

妊娠初期のげっぷっていつごろまで続くの?