【医師監修】妊娠初期症状と生理前症状(PMS)の違い20箇所!体験談も!
妊娠を望んでいる人にとって、生理前は妊娠したかどうか気になって落ち着かないですよね。生理予定日から1週間前頃から生理前症状であるPMSが起こりますが、妊娠初期症状とも似ていて妊娠かどうか判断しにくいものです。そんな妊娠初期症状とPMSの違いをご紹介します。
妊娠初期症状と生理前症状(PMS)に違いはある?

妊娠初期がどんなものか調べてみると、代表的な症状は生理前症状と似ていることが多いことに気づくでしょう。生理前症状とは正しくは月経前症候群です。もし妊娠したかどうか知りたいときに、これではこの2つの兆候の違いをどう見分けたらいいのか悩んでしまいますよね。そもそも妊娠初期症状と生理前症状は違いはあるのでしょうか。詳しくご説明します。
妊娠初期症状が起こる仕組み

妊娠初期症状は黄体ホルモンであるプロゲステロンの他に、受精卵が着床した後に分泌される「hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)ホルモン」の影響で起こります。妊娠初期症状が現れる時期は人によって異なりますが、早い人だと生理予定日の1週間前程から始まる人も。この時期は月経周期の黄体期に当たります。
生理前症状(月経前症候群、PMS)も黄体期に起こるので、妊娠初期症状と同じくプロゲステロンの影響を受けます。また月経周期の黄体期は、排卵後から次の生理予定日までの期間を指すため、生理予定日の1週間前に妊娠初期症状が現れた場合は症状が出る時期が重なるでしょう。このような理由で、生理前症状と妊娠初期症状は違いがわかりにくいのです。(※1)
違うけど似ている⁈妊娠初期症状と生理前症状(PMS)

妊娠初期症状と生理前症状が似ている理由はご説明しましたが、具体的な症状にはどのようなものがあるのでしょうか。妊娠の兆候を見逃さないためにも知っておきたいですよね。生理予定日より1週間前にご紹介するような症状が現れたら生理前症状とどのように見分けるのかも併せてご紹介します。(※2※3)
増田陽子
内科医
その際に役に立つのが基礎体温表です。自分の体に変化が起こっていると直ぐにグラフに現れるため、分かりやすいです。
1.PMSでも妊娠初期でも起こる「下腹部痛」

腹痛は生理前にも、妊娠初期にも起こる症状です。妊娠初期症状による腹痛は子宮が大きくなっていくときに起こる痛みで、チクチクという腹痛を下腹部に感じたり、お腹がつっぱるような感覚をともなう腹痛が多いでしょう。また生理予定日より1週間前に腹痛が発生したときは着床痛の場合もあります。
増田陽子
内科医
貧血かどうか分かりにくい場合には、いくつかの方法があるのですが、簡単に分かる方法として、手のひらをぎゅっとグーにして力強く握ったあと、パッと手のひらを開きます。その時手のひらの赤みが直ぐに戻れば貧血ではありませんが、いつまでも白いままだと、貧血気味です。
2.生理か着床出血かが分かりづらい「出血」
生理予定日前の出血は、生理の兆候か着床出血なのか違いがわかりにくいものです。迷ったときは量と生理痛の有無で違いを見極めましょう。着床出血の場合は生理予定日より1週間前頃に起こり、出血量は生理に比べて少なく、腹痛などの痛みも伴わない傾向があります。
(着床出血については、以下の記事も参考にしてみてください)
増田陽子
内科医
ただやはり個人差があるので、どうしても気になる方は早期に分かる妊娠検査薬で、チェックしてみてください。
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