妊婦は頭痛薬に要注意!妊娠中でも安全な薬、避けるべき薬とは?

【医師監修】妊婦が頭痛を我慢することはツライことです。しかし妊婦になれば妊娠超初期から胎児に影響がでるので頭痛薬を気軽に飲めなくなります。妊娠初期から薬を飲むには注意が必要です。でも頭痛薬を妊娠中でも飲みたい。そこで妊娠中でも安全な薬、避けるべき薬を詳しくご紹介します。

( 7ページ目 )
Commentator
|
専門家監修
カズヤ先生
現在11年目の産婦人科医です。国立大学医学部卒業。現在は関西の総合病院の産婦人科にて勤務しています。本職の都合上、顔出しできませんが、少しでも多くの方に正しい知識を啓蒙していきたいと考えています・・・
> プロフィール詳細
Contents
目次
  1. 妊娠中は頭痛の症状がでやすい?
  2. 赤ちゃんに影響は?妊婦は頭痛薬を飲んでもいい?
  3. 妊娠中にうっかり頭痛薬を飲んでしまった!?
  4. 妊娠中でも飲める安全な頭痛薬ってあるの?
  5. 妊娠中に避けるべき頭痛薬は?
  6. 妊婦は漢方なら頭痛薬を飲んでもいいの?
  7. 妊婦が頭痛薬を飲むときの注意点
  8. 頭痛薬を使わずに妊娠中の頭痛を和らげるには?
  9. 妊娠中の頭痛がつらいときは医師に相談を
  10. 妊娠中はリラックスして過ごしましょう

お腹の赤ちゃんに血液を送るため妊娠中を通して妊婦は貧血になりやすくなっています。貧血は血液中のヘモグロビンが減少します。そのため酸素不足で頭痛につながることもあります。サプリメントも活用して鉄分を摂取しましょう。

妊娠中の栄養については以下の記事も参考にしてみてください。

【妊婦と葉酸】摂取はいつからいつまで?妊活中・妊婦の食べ物のおすすめは?

妊娠中の頭痛がつらいときは医師に相談を

出典:https://www.pinterest.jp/pin/639863059549947262/

妊娠中は頭痛で何も手につかなくなるときもあります。カロナールやタイレノールが妊娠中に安心して飲むことができる頭痛薬ですが、バファリンなど妊娠中は避けるべき頭痛薬も多いので、産婦人科や病院で処方される薬を飲むのが無難です。頭痛薬に含まれる成分によっては妊娠初期からお腹の赤ちゃんや妊婦に悪影響を与えます。

頭痛でつらい思いして耐えるのではなく、妊婦健診などでかかりつけの産婦人科で相談しましょう。

妊娠中はリラックスして過ごしましょう

妊娠中はストレスや疲れで体調不良になることもあります。睡眠をとり、無理のない範囲で体を動かしたりして出産までリラックスできる環境で過ごせるようにしましょう。