妊娠超初期・初期・中期の胸の張りや痛み！原因と対処法は？体験談も

妊娠中期の胸の張りや痛みへの対処法は、妊娠初期と同様「痛い部分の冷却」や「食事に気をつけること」を試してみましょう。体を動かしたときの振動や下着による締め付けが張りや痛みを増す原因にもなります。マタニティブラなどで胸をやさしく固定してみてください。妊娠後期に入ると落ち着く人もいますが、出産まで張りと痛みがあったという人もいるようです。

産後も活躍するマタニティブラが便利です。マタニティブラの中には、妊娠中期や後期に購入するのであれば、産後も使えるタイプがあって、長く使えておすすめです。カップの内側のパットが取り外し可能になっていたり、肩ひもやバック部分の長さの調整できたりするものを選びましょう。妊娠中はおよそ2カップ程度大きさが変わるので、この点は重要です。

授乳がしやすいように、前の中心部分のカップが低くやわらかく作られているのも特徴です。おっぱいをあげやすい造りになっています。産後は、授乳ブラを母乳で濡らしてしまうことはよくあります。洗い替えを多めに用意しておくと安心です。マタニティブラは授乳のしやすさもひとつのポイントとして選ぶとよいでしょう。

おっぱいマッサージは注意点があります。切迫早産のおそれがあったり、お腹の張りが気になる場合には乳頭への刺激は避けましょう。子宮の収縮を促してしまうからです。おっぱいマッサージをいつからしても良いのかは、健診などで医師や助産師に確認しましょう。妊娠初期や妊娠中期にはまだマッサージは行わず、臨月に入ってから行うようにと言われる人もいます。

おっぱいマッサージはお風呂に入っている時がおすすめ。右のバストを右手で下から支えるようにして、左手の親指・人差し指・中指で乳輪から乳頭をつまみます。いろいろな方向に曲げたり押したりして、つまりをとるマッサージになります。乳頭をやわらかくして赤ちゃんが吸いやすいようにするには、いろいろな方向に引っ張って伸ばすようにすると良いでしょう。

妊娠中期に胸の張りや痛みがあった人の体験談から「いつからあったか」「どのような感じだったか」「痛いときにどう対処したか」などを集めました。

母乳のような液体が出るのはよくあることです。お腹が張るようなら、マッサージは控えめに。

妊娠中期は、おっぱいもグッと大きくなり、授乳の準備も進みます。痛みや張りは上手に和らげて乗り越えましょう。

妊娠中の胸の変化を感じると「赤ちゃんにおっぱいをあげるんだな」と嬉（うれ）しい気持ちが湧いてくるかもしれません。嬉しくても、妊娠初期から続く張りや痛みはやっぱり辛いものです。対処法を試してうまく和らげながら。マタニティライフを快適に過ごしたいですね。