妊娠超初期・初期・中期の胸の張りや痛み！原因と対処法は？体験談も

つわり、腰痛、胃痛、頭痛ー妊娠初期にはこんな体の変化もあります。

妊娠初期（妊娠4～15週、2～4か月）は妊娠がわかり、体が変化し始める頃です。つわりがある人は最もつらい時期かもしれません。お腹の中の赤ちゃんは、さまざまな身体の器官や骨、臓器などを形成しています。妊娠初期に現れるのはつわりだけでではありません。腰痛や胃痛、頭痛があったり味覚が変化したりする症状がおこるのもこの時期です。

（妊娠初期については、以下の記事も参考にしてください）

妊娠初期の胸の張りと痛みは、妊娠超初期と同様ホルモンバランスの変化によって引き起こされます。産後の授乳のために体が準備をしているのです。プロゲステロンや卵胞ホルモンの分泌が増加して、母乳を作る乳腺の組織を発達させます。胸の張りや痛みがおこるのはそのためです。

妊娠初期の胸の張りや痛みがつらい時には、妊娠超初期と同様の対策が有効です。痛いときには体を温めすぎないようにしましょう。マタニティブラを活用すると痛いのが和らぎます。妊娠初期には胸の皮膚や乳頭にかゆみを感じることがあるようです。かゆみがある時は清潔にし、妊娠線予防のクリームやボディクリームなどで乾燥を防ぐとよいでしょう。

妊娠線ができるのはお腹が大きくなってきてからですが、妊娠初期からケアを始めても問題ありません。

食事も見直してみましょう。妊娠中、特に妊娠初期を過ぎてからは、体重が増えすぎに注意が必要です。妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病を予防するためにも食事管理はとても大切です。

病院や市町村の保健師さんなどが行っている講習会などでは、和食をおすすめしているところも少なくありません。野菜をしっかり摂り、塩分控えめでカロリーが高すぎない食事が良いですね。そのような食事は、血液の流れをよくしてくれ、胸の張りや痛みにもよい効果があると考えられます。妊娠初期のころからできる範囲で心がけていきましょう。

妊娠初期に胸の張りや痛みがあった人の体験談をみてみましょう。いつから、どんな痛みだったのでしょう。また、どのように対処したのでしょうか。

乳首が取れそうなくらいの痛み、大変だったでしょうね。期間限定の痛みですので、上手に和らげて乗り越えましょう。