【医師監修】妊娠23週の妊婦・胎児の状態は？症状と注意点！エコー写真の画像も！

妊娠23週の胎児は、睡眠のサイクルが一定になりつつあります。胎児はこの頃、20～30分刻みで眠ったり起きたりを繰り返しています。胎児は瞼も開くようになり、明るさや暗さを感じるようになるため、昼と夜もわかるようになっています。（※4）

産後の赤ちゃんの生活リズムにも影響してきますので、妊婦さんはこの時期から夜は早く横になって生活サイクルを整えると良いでしょう。

妊婦健診では、エコーでの胎児の確認が楽しみという妊婦さんも多いことでしょう。妊娠23週の胎児はぐんぐんと大きくなり、すでにエコーの画面には全身が収まりきらないほどになっています。顔だちもはっきりしているので、お父さん似なのかお母さん似なのか想像するのも楽しいですね。妊娠23週のさまざまな妊婦さんのお腹の中の胎児のエコー写真をご紹介します。

4Dエコーの写真になります。可愛らしい胎児のお顔がはっきりと見ることができますね。

こちらも4Dエコーの胎児の様子です。目を閉じていますね。生まれたときの想像が膨らみます。

顔のそばに手を添えて、赤ちゃんらしい動きをしています。胎児の様子が実際にエコーで見ることができるので、妊婦健診も楽しみになりますね。

こちらはおしりからももにかけての2Dエコー写真です。妊娠23週は性別がわかる時期ですが、こちらのエコー写真でも、女の子と判定されました。

妊娠23週ごろまでは、4週に一度の妊婦健診のところが多いようです。妊娠の時期によって検査内容が変わりますが、妊娠23週はどのような検査があるのか見ていきましょう。

妊婦健診では、毎回尿検査を行いますが、妊娠23週の妊婦健診も例外ではありません。妊婦健診の尿検査では、尿蛋白と尿糖が検出されないかを検査します。今まで尿蛋白が陰性だった場合でも、この時期から尿蛋白が検出される場合もあります。一度出ても特に注意を受けることは少ないようで、2回連続で尿蛋白が検出されると注意されることが多いようです。

尿蛋白が陽性で、血圧が高くなっていると、妊娠高血圧症候群と診断されますので、もし尿蛋白が陽性となってしまった場合は、塩分を控えたり運動をしたりして健康に気をつけましょう。