【医師監修】妊娠23週の妊婦・胎児の状態は?症状と注意点!エコー写真の画像も!

妊娠23週は妊娠6ヶ月最後の週に当たります。妊娠7ヶ月を目前に控えた妊娠23週の妊婦さんの状態や赤ちゃんの様子をご紹介します。この頃に起こる症状や注意点も合わせてみていきましょう。妊娠23週の赤ちゃんのエコー写真もご紹介していきます。

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専門家監修
カズヤ先生
現在11年目の産婦人科医です。国立大学医学部卒業。現在は関西の総合病院の産婦人科にて勤務しています。本職の都合上、顔出しできませんが、少しでも多くの方に正しい知識を啓蒙していきたいと考えています・・・
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目次
  1. 妊娠23週の妊婦さんの状態は?
  2. 身体は母乳の準備を始める
  3. 妊娠23週の胎動はどんな感じ?
  4. 妊娠23週の胎児の状態は?
  5. 妊娠23週の胎児の様子は?エコー写真を見てみよう!
  6. 妊娠23週の妊婦健診はどんな検査があるの?
  7. 妊娠23週に起こるマイナートラブルの症状は?
  8. 妊娠23週の妊婦さんの注意点!
  9. 妊娠23週の妊婦さんは体重管理をしっかりと
  10. 胎動を感じながら赤ちゃんとの生活を楽しんで

妊娠してから便秘になりやすくなったという妊婦さんは多いですが、妊娠23週も引き続き便秘に苦戦する方が多くいます。食物繊維を意識して摂取するようにしたり、水分を多めに摂ったり、できるだけお薬に頼らずに解消できるといいですね。もし便秘がつらいという時には、かかりつけの産科の先生に相談してお薬を処方してもらいましょう。

便秘については、次の記事を参考にしてみてください。

妊婦の便秘!その解消方法とは?妊娠中は体操や食べ物で便秘対策 | AKANBO[あかんぼ]
妊婦の便秘薬!市販品、漢方どれがOK・NG?病院処方のマグミットは? | AKANBO[あかんぼ]

静脈瘤ができることも

妊娠23週の妊婦さんは、ふくらはぎや太ももの内側、膝の裏にボコボコとした血管が浮き出ているのを見つけることがあるかもしれません。これは静脈瘤(じょうみゃくりゅう)といって、血管が逆流しないようにする働きを持つ弁が正しく機能しなくなり、血液が逆流してしまうことによって血管がコブのように盛り上がってしまうものです。(※6)

妊娠中は子宮が大きくなり、下半身の血流の戻りが悪くなることから静脈瘤ができやすくなっています。静脈瘤ができてしまった場合、産後には元に戻ると言われていますが、足がつったりむくみが起こったり、足が疲れやすくなったりと不調が出やすいので、予防することが大切です。

静脈瘤の予防策としては、血管を圧迫するような服を着用しないようにしたり、身体を冷やさないように心がけたり、身体を動かすようにすることが挙げられます。マッサージをすることも効果があると言われています。妊娠線の予防とともに足のマッサージも合わせてしてみるとよいでしょう。

足の付け根やふくらはぎに痛みを感じる

妊娠23週目の妊婦さんのお腹は、ぐんぐんと大きくなっていますが、その重みが負担となって、脚の付け根やふくらはぎに痛みを感じることも多くなってきます。また、妊娠中に分泌されているリラキシンという成分が、靭帯を緩める働きがあることから、骨盤に歪みが生じ、その結果足の付け根に負担がかかることになり痛みが生じます。

痛みがある場合は、筋肉をつけて負担を減らすことができます。マタニティスイミングは浮力があるため、妊婦さんが身体を動かすのにちょうどいい運動になります。他にも、ストレッチをしたり、ウォーキングをするなどして、無理のない範囲で筋肉をつけるように心がけましょう。

カズヤ先生

産婦人科医 

リラキシンについて医学的に正確なエビデンスはありません。あくまでこのように考えている方もいらっしゃる、という紹介になります。

腰痛に悩まされる妊婦さんも多い

妊娠中を通して腰痛に悩まされる妊婦さんは多く、お腹が大きくなる妊娠23週は、より腰痛になりやすくなっています。妊娠中は子宮が大きくなり、骨盤に負荷がかかることにより腰痛が起こりやすいと言われています。普段の生活では正しい姿勢を意識したり、腰を回す体操を行ったりして腰痛予防をしましょう。

痛みがひどい時には、マタニティ整体を利用したり、妊婦用のバンドを使用したりしましょう。マタニティヨガは腰痛にも効果があったという妊婦さんもいますので、試してみてもいいかもしれません。

妊娠23週の妊婦さんの注意点!

安定期で比較的体調のいい日が続く妊娠23週ですが、注意しておくべきこともあります。おなかの中には自分以外のもう一つの命を抱えています。注意点を頭の隅に入れて過ごしましょう。

切迫早産に注意!

切迫早産は、早産しかかっている状態に陥ることをいいます。妊娠22週からは「流産」ではなく「早産」として扱われます。妊娠23週に出産した場合の生存率は、50%よりも少し低いくらいと言われています。体重が500gを超えると生存率は高くなるようですが、まだまだお腹の外の世界で生き抜くには不十分な時期になります。また、何らかの後遺症が残る確率は約70%と高く、特に目の後遺症が残りやすいと言われています。(※7)

お腹の張りがなかなか治まらなかったり、出血や破水があった場合は躊躇せずにかかりつけの産科へ連絡をしましょう。

カズヤ先生

産婦人科医 

早産の後遺症の主なものとして未熟児網膜症と脳室内出血があると言われています。

切迫早産の原因は感染症

切迫早産の主な原因は、感染症と言われています。感染症を防ぐためには、陰部を清潔な状態に保つことが重要です。トイレで用を足したときには、前から後ろへ拭くようにしましょう。また、下着の洗濯は靴下とは分けて洗うとよいでしょう。

早期のうちに発見したり、危険なサインを見つけて対策を練ることで切迫早産を避けることもできます。妊婦健診は定期的に受け、チェックを受けることが最も大切です。