妊娠初期の「だるい・疲れやすい症状」の原因と対策!いつまで続く?

【医師監修】妊娠初期に「体がだるい」「すぐに疲れてしまう」「無気力」などの症状を経験されたことはありませんか?「だるい」「疲れやすい」といった妊娠初期症状の原因とはいったい何でしょうか。また、そういった症状はいつまで続くのか。そして、症状に対する対策についてご紹介します。

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専門家監修
渡邉恵里
平成19年卒、小児科医。現在は、精神科クリニックで子どもの発達や心の問題に取り組んでいます。
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Contents
目次
  1. 妊娠初期の「だるい・疲れやすい症状」について
  2. 妊娠初期に起こる「だるい」の具体的な症状
  3. 妊娠初期「だるい」と感じる症状の原因
  4. 妊娠初期の「だるい症状」はいつまで続くの?
  5. 妊娠初期のだるい症状の対策は?
  6. 妊娠初期の疲れやすい症状の原因
  7. 妊娠初期の疲れやすい症状の対策
  8. 疲れやすい症状が続くのはいつまで?
  9. 妊娠中に働いている妊婦さんの場合
  10. 妊娠初期の「だるい・疲れやすい症状」は無理が禁物!

妊娠中に働いている妊婦さんの場合

「眠い」「だるい」「疲れた」などの症状を感じた時は、無理せずに身体を休めたり、リラックスすることが一番です。ですが、働いている妊婦さんの場合は、休息をとることが難しいこともありますよね。働く妊婦さんのために、これから妊娠初期の対策をご紹介します。

妊娠中に働いている妊婦さんの場合【職場への妊娠報告】

働いている場合、一番大切なのは職場への妊娠報告です。まずは、妊娠したことを上司に報告しておきましょう。仕事の調整や、体調が優れない時の休憩は、周りの人の理解が必要です。「妊娠初期で報告はしたくない」という気持ちもあるかもしれません。ですが、自分の身体とお腹の赤ちゃんのことを考え、きちんと報告をしましょう。

妊娠中に働いている妊婦さんの場合【疲れがたまる原因「通勤」に注意】

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通勤ラッシュは疲れがたまる原因になります。満員電車に乗って通勤するだけでも、疲れてしまいますよね。できれば妊婦さんは通勤ラッシュの時間帯を避け、時間に余裕をもって出勤しましょう。気持ちも楽になり、疲れの改善にもなります。

妊娠中に働いている妊婦さんの場合【冷暖房の温度管理】

冷暖房の効きすぎは、身体が疲れる原因になります。温度管理が可能な場合は、冷房は「25℃~28℃」暖房は「18℃~22℃」に設定するのがおすすめです。また、服装で温度調節をできるよう工夫しましょう。カーディガンやストールなどの、羽織物を持ち歩くのもおすすめです。

妊娠中に働いている妊婦さんの場合【妊娠初期の無理は禁物】

背伸びをしてお腹に力が入ってしまったり、重い物をもつ行為は、赤ちゃんに悪影響を与える可能性があります。そのような行動は避け、他の人に助けを求めましょう。お腹の赤ちゃんのためにも、無理をするのは絶対に禁物です。

妊娠初期の「だるい・疲れやすい症状」は無理が禁物!

妊娠中の無理は禁物です。妊娠中に「だるい」「眠い」「疲れる」「無気力」などの症状を感じた時は、「身体を休めて」という赤ちゃんからのサインだと思いましょう。

症状の重さや、いつまで続くのかはあくまで目安であり、人それぞれです。食事の改善、アロマ、ハーブティー、足ツボマッサージなど、リラックス方法や気分転換を見つけてつらい症状を乗り切りましょう。

渡邉恵里

小児科医

妊娠中は自分の身体が思うようにいかない事が多いでしょうが、身体の変化は赤ちゃんの成長のために必要なものですから、無理せず、身体を休ませるようにして下さいね。