妊娠初期の「だるい・疲れやすい症状」の原因と対策!いつまで続く?
【医師監修】妊娠初期に「体がだるい」「すぐに疲れてしまう」「無気力」などの症状を経験されたことはありませんか?「だるい」「疲れやすい」といった妊娠初期症状の原因とはいったい何でしょうか。また、そういった症状はいつまで続くのか。そして、症状に対する対策についてご紹介します。
「疲れやすいのは赤ちゃんのためで仕方がない」と言われても、症状が治まるわけではなく辛いことに変わりはありません。多くの妊婦さんは「仕方がないけど、症状が軽減する対策を知りたい!」と思いますよね。
そこで、少しでも症状を軽減させるための対策・対処法についてご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。
妊娠初期の疲れやすい症状の対策【リラックスして疲れ軽減】
落ち込んだり、考えすぎたりすると、ホルモンバランスが崩れてさらに疲れやすくなります。そんな時は、アロマオイルを使ってリラックスすることがおすすめです。
ただし、アロマオイルの一部には子宮の収縮を促す効果があるものもあります。特性や効果を確認した上で、使用するようにしましょう。
妊娠初期の疲れやすい症状の対策【疲れているときの家事は程々に】
家事の頑張りすぎには、注意しましょう。自分の身体と赤ちゃんのことを考えて、「疲れた」と感じた時は優先して身体を休めることが大切です。
体調に合わせて家事の仕方を工夫したり、旦那さんに助けてもらうことも大切です。この機会に、家事が苦手な旦那さんには家事を覚えてもらうのもいいかもしれませんね。
妊娠初期の疲れやすい症状の対策【軽い運動で気分転換】
家で簡単にできるストレッチやマタニティヨガなどの軽い運動は、妊娠中の疲労回復や気分転換になります。くれぐれも無理はせずに、体調のよい時に身体を動かしてみましょう。ヨガなどは毎週通うようなものではなく、自分のペースで通える単発のものを選ぶといいかもしれませんね。体調はその日によって変わるので、とにかく無理をしないようにしましょう。
妊娠初期の疲れやすい症状の対策【鉄分やビタミンで疲れを解消】
バランスの摂れた食事をすることで、疲労感を軽減できます。妊娠中は、以下の食材を意識的に摂取することが大切です。
●鉄分(貧血予防):あさり・大豆・小松菜
●ビタミンB群(エネルギー作りに活躍):酵母・レバー
●ビタミンC(肉体疲労の回復):赤ピーマン・アセロラジュース
(妊娠中の食事については以下の記事も参考にしてみてください)
妊娠初期の疲れやすい症状の対策【疲れを感じたら体を休める】
疲れを感じた時は、無理せず身体を休めることが一番の対策です。無理をすると、疲れが余計にたまってしまいます。疲れを感じたら、迷わず身体を休めましょう。妊娠初期は、とても大切な時期です。お母さんが疲れると、赤ちゃんにも影響します。作業の途中でも一息ついて身体を休めれば、疲れも軽減されるでしょう。
疲れやすい症状が続くのはいつまで?
ピークの目安は妊娠4か月頃で、つわりも落ち着いてくる時期です。また、原因の一つである「プロゲステロン」というホルモンの分泌が減少する妊娠6か月頃から疲れやすさが落ち着く場合もあります。
しかし、これらの症状には個人差があるということを忘れず、いつまで続くのかという目安として、覚えておきましょう。(※6)
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