妊娠初期は貧血を起こしやすい?症状は?原因と対処法!体験談も

【医師監修】妊娠初期はお腹の赤ちゃんを育てるために、ママの体は目まぐるしく変化します。急な体の変化に対応できず、体調を崩してしまうママもいるでしょう。貧血も妊娠による体調不良のひとつです。今回は妊娠初期の貧血に着目して、症状や原因、対処法を体験談とあわせてご紹介します。

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専門家監修
リエ先生
産婦人科専門医.。国立大学医学科卒業後、初期研修、後期研修を経て、現在大学病院で勤務しています。患者様の不安を少しでも取り除き、正しい知識を啓蒙できればとと思います。
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Contents
目次
  1. どうして妊娠すると貧血になるの?
  2. 妊娠初期の貧血の症状
  3. 妊娠初期の貧血の原因は?
  4. 妊娠初期の貧血でお腹の赤ちゃんに影響が出る?
  5. 妊娠初期の貧血の対処法は?
  6. 貧血にならないよう生活習慣に気をつけよう

妊娠初期の貧血の対処法【タンパク質やビタミンC】

「タンパク質やビタミンC」は、鉄分の吸収率を良くしてくれるでしょう。タンパク質は肉類や魚類などに、ビタミンCはピーマンや果物に多く保有されています。これらの栄養素を豊富に含んだ食材を、鉄分が含まれる食材と一緒に調理したり、食べ合わせたりすることを心がけたいですね。うまく食べ物を利用して、効率よく栄養を摂取しましょう。

妊娠初期の貧血の対処法【カフェインを避ける】

出典:https://www.pinterest.jp/pin/512354895113410242/

女性

20代前半

妊婦健診のとき貧血がひどかったので、先生に相談したら、、食事とカフェインに気をつけるように言われた。カフェインが鉄分の吸収を阻害するということを、そのとき初めて知りびっくりした!カフェイン大好きなので、赤ちゃんのためとはいえちょっとショックでしたねぇ。

コーヒーや紅茶などのに含まれているカフェインは眠気を覚ましたり、頭痛を緩和させる効果があり、つわりで悩む方にとってはカフェインはうまく利用したいところですよね?ですが、貧血気味のママは注意しましょう。カフェインには、鉄分の吸収を妨げる働きがあるからです。特に食後30分以内のコーヒーや紅茶などはひかえるようにしましょう。(※2)

(カフェインについては以下の記事も参考にしてみてください)

妊婦はコーヒーをどれほど飲んでいい?妊娠初期のカフェインは要注意!

貧血にならないよう生活習慣に気をつけよう

貧血にならないようにするためには、食生活を見直すことが肝になります。根本的な貧血の改善は、どうしても時間がかかってしまいます。妊娠初期の段階から食べ物に気を配り、できる限り栄養バランスがいい食事を心がけてくださいね。倒れるなど、貧血にならないよう規則正しい生活を送り少しでも流産の可能性を減らして行きましょう。