妊娠初期は貧血を起こしやすい?症状は?原因と対処法!体験談も

【医師監修】妊娠初期はお腹の赤ちゃんを育てるために、ママの体は目まぐるしく変化します。急な体の変化に対応できず、体調を崩してしまうママもいるでしょう。貧血も妊娠による体調不良のひとつです。今回は妊娠初期の貧血に着目して、症状や原因、対処法を体験談とあわせてご紹介します。

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専門家監修
リエ先生
産婦人科専門医.。国立大学医学科卒業後、初期研修、後期研修を経て、現在大学病院で勤務しています。患者様の不安を少しでも取り除き、正しい知識を啓蒙できればとと思います。
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Contents
目次
  1. どうして妊娠すると貧血になるの?
  2. 妊娠初期の貧血の症状
  3. 妊娠初期の貧血の原因は?
  4. 妊娠初期の貧血でお腹の赤ちゃんに影響が出る?
  5. 妊娠初期の貧血の対処法は?
  6. 貧血にならないよう生活習慣に気をつけよう

出典:https://www.pinterest.jp/pin/321303754667725335/

女性

20代後半

妊娠前から貧血で倒れることがあったから、妊娠してからは食事など日常生活に気をつけてたんだけど…。それでも妊娠3か月頃、貧血やつわりがもろもろ重なり、体重が7kgも落ちて入院に。

あの時は入院が不安で仕方がなかったんだけど、無事に出産を終えて今は幸せな日々です!無事に済んでよかったぁ。

倒れるほど重度な貧血を患っている方は、医師の指導のもとで治療を必要とします。妊娠初期はつわりのせいで体重が落ちることがありますが、減少が著しい場合は入院して経過を見守ることも必要でしょう。倒れるほどの貧血になると十分な量の酸素や栄養をお腹の赤ちゃんに送られず、思わぬ早産や胎児発育不全といったリスクを引き起こしてしまうからです。

貧血での赤ちゃんへの影響【妊娠初期の貧血と流産の関係性】

出典:https://www.pinterest.jp/pin/718816790509807989/

先輩ママ(妊活経験有)

30代

貧血がひどく、体重も減少し続けてしまっていたため大事をとって入院。不安すぎて「流産したらどうしよう」って、看護師さんに泣きついたことも…。そのたびに「妊娠初期の貧血は流産にはあまり影響しないから」と、慰めてくれて!あの時の看護師さんには、ほんとに感謝しかない。

それでも入院中は気を紛らわせることもできないため、エコーで確認するまでいつも不安でしたねぇ。

貧血で赤ちゃんに栄養が送られないと、流産の心配をしてしまうママは多いですが、妊娠初期の貧血が直接、流産に関係することはあまりないようです。

けれど、安心はできません。貧血で倒れるなどしてお腹を強く打ったりすると、間接的な流産の原因となりえてしまうこともあります。妊娠初期は赤ちゃんやママにとってもデリケートな時期です。できるだけ早い段階で貧血の改善に努めましょう。

(妊娠初期の流産については以下の記事も参考にしてみてください)

妊娠初期の流産の症状と原因は?出血量や基礎体温に兆候がみられる?
妊娠初期につわりが急になくなる?原因は?流産と関係性が?実体験も

妊娠初期の貧血の対処法は?

貧血は妊娠の週数を重ねるにつれて改善しにくくなります。妊娠初期の早いうちに、貧血を解消できるようにしたいですよね。妊娠初期はつわりで苦しいときですが、とてもデリケートな時期です。なるべく薬やサプリメントに頼らず、食事の見直しから改善を始めましょう。どうしてもつわりで食事を摂ることが難しい場合は、医師と相談しながら対処してくださいね。

(妊娠中の食事については以下の記事も参考にしてみてください)

妊娠初期の食べ物!食べたくなるものは?避けるべき食品は?

妊娠初期の貧血の対処法【鉄分が豊富な食べ物】

鉄分は肉類や魚類が保有する「ヘム鉄」と、小松菜などの野菜や海藻類が保有する「非ヘム鉄」の2種類に分けられます。違いとして特徴的なのは、鉄分の吸収効率でしょう。ヘム鉄は非ヘム鉄と比べると、鉄分の吸収効率がとても高いです。一方で非ヘム鉄は吸収効率は低いですが、食べ物自体のカロリーが低くヘルシーな食事をすることができるでしょう。

どちらか一方の鉄分ばかりを意識して食事をしていると、ほかに必要とする栄養が不足してしまいます。それぞれヘム鉄と非ヘム鉄の特徴をおさえながら、バランスよく食べ物を摂取することが大切です。