北海道の方言｜かわいい・面白い北海道弁＆訛り一覧！【動画】で地元民の発言集も！

北海道弁には、引っ掻くという意味の「かっちゃく」という方言があります。「ニキビはかっちゃいたらダメだよ」のように使うのですが、北海道弁だということを知らない人も多いのです。

捨てるという意味の「なげる」ですが、よく誤解をされる北海道方言です。地方で働くと、「これ捨てちゃっていい？」という意味で言っているのに、「どこに投げるつもりだ」と怒られることもしばしばあります。道民は、なぜゴミを捨てると言うと怒られるのか、しばらく悩むのです。

また、「ゴミを捨てる」ことに関連することばとして、「ゴミステーション」があります。ゴミステーションとはこれまた何かと思われますが、これはゴミ収集場のことで北海道方言です。

このゴミステーションも全国的に使われていることばだと思われています。みなさんもこれからはゴミ収集場と言わずに、ゴミステーションと言ってみてください。道外の方には笑われますが、とてもオシャレです。

友人「この映画おもしろいね」
道民「う～ん、私は見てるとありがたくなる」
友人「有り難いっていうほど大げさじゃないけど」
道民「ごめん、したっけちょっとだけ寝るね」
友人「えっ！？」

「ありがたくなる」とは、「眠くなる」という北海道弁なのです。

各地方には方言や独特の訛りがありますが、北海道弁もまたアクセントや訛りに特徴があります。地元民の北海道弁を聞いて、ぜひアクセントや訛りもマスターしてください。これができれば上級者です。

イントネーションも独特で、日常会話でよく使われる「ありがとう」も「り」にアクセントがあり、一段高い音となります。「テレビ」の場合は「リ」にアクセントがあり、独特のイントネーションになります。しかし、ありがとうの場合、「とう」にアクセントを置く地域もあります。

冗談を言いながら「バカじゃないの」と言う場合、「カ、な、の」にアクセントがあるので、心電図のように上がったり下がったりします。また、「ありがとうございます」の場合ですと「り、ま」にアクセントがが付きます。これが北海道弁独特のイントネーションなのです。

ですから標準語を話しても訛りが出てしまい、道外の人には喋り方が面白いと言われることも多いのです。独特のイントネーションを、実際にガチ地元民の会話で確認してみましょう。