生理が2週間遅れている！妊娠など考えられる7つの可能性！対処法も！

生理が遅れる原因となる病気に多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）というものがあります。卵胞が成長するのに時間がかかってしまい、うまく排卵することができなくなる病気です。原因は解明されておらず、排卵できなくなると不妊になる可能性もあります。（※4）

生理が遅れる原因となる病気に子宮内膜症というものもあります。子宮以外のところに子宮内膜ができてしまう病気です。人によって子宮以外のどこにできてしまうかは様々ですが、生理を遅らせる原因となります。

生理が遅れる原因として早期閉経の可能性もあります。閉経って歳をとってからじゃないの？と思う方もいるかもしれませんが、早期閉経は20代でもなる可能性があるのです。今は若い人でも見られる症状ですよ。

この早期閉経は遺伝であったり、自己免疫疾患や婦人系の手術などで起こる可能性があったりします。こういった病気は早期に発見することで治療できる場合もあるので、何か異変を感じたらすぐに産婦人科を受診しましょう。

病気の他にも生理が遅れる原因として薬の副作用の可能性もあります。別の症状で薬を飲んでいて、その薬が原因で生理が遅れてしまうこともあるのです。胃薬や吐き気止め、精神安定剤、抗うつ剤などがあげられます。

これらの薬の成分にホルモンを異常に高めてしまうものがあり、ホルモンバランスを崩してしまうのです。生理が2週間遅れ、これらの薬を飲んでいる場合には、産婦人科の先生に相談することをオススメします。

生活習慣で生理が2週間も遅れてしまっている場合には、自分で改善できることもあります。ホルモンバランスを整えれば生理の遅れを改善できるかもしれません。病気でも妊娠でもない場合には、まずホルモンバランスを正常に保つことを心がけましょう。

（生理不順の改善については下記のリンクも参考にしてみてください）

生理の遅れを改善してくれる食べ物を積極的に摂っていきましょう。栄養のあるものをバランスよく食べることでホルモンバランスを正常に戻す手助けをしてくれます。

●豆乳、納豆、豆腐などの大豆製品（女性ホルモンを補う）
●にんじん、ごぼう、しょうがなどの根菜類（体を温める）
●うなぎ、かぼちゃ、ナッツ類などのビタミンE食品（女性ホルモンの分泌を促す）

これらの食品を意識しながらバランスよく摂取していきましょう。要注意なのが豆乳などの大豆製品。イソフラボンが含まれている食品を摂りすぎると逆にホルモンバランスを崩してしまう可能性が。豆乳は飲みやすいので、1日の目安をきちんと守って飲みましょう。

生理が2週間も遅れている場合、体の冷えが原因になっていることがあります。体の冷えを感じたら、子宮を温めてみましょう。子宮を温める方法としては、第一に入浴です。暖かいお湯にゆっくり浸かりましょう。他には、下腹に貼るホッカイロを貼ったりすることも効果的です。子宮を温めることによってリラックスできストレス改善にもなります。