生理が2週間遅れている!妊娠など考えられる7つの可能性!対処法も!

【医師監修】成人した女性ならば普通にくるはずの生理。生理が2週間も遅れていると「何か原因があるのでは」と心配になりますよね。今回は生理が2週間遅れたとき、妊娠やその他に考えられる可能性を7つご紹介。対処法についてもご紹介していきます。

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専門家監修
リエ先生
産婦人科専門医.。国立大学医学科卒業後、初期研修、後期研修を経て、現在大学病院で勤務しています。患者様の不安を少しでも取り除き、正しい知識を啓蒙できればとと思います。
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Contents
目次
  1. 2週間も生理が遅れることってあるの?
  2. 生理が2週間遅れる7つの可能性
  3. 生理が2週間遅れる原因その1. 妊娠
  4. 生理が2週間遅れる原因その2. ストレス
  5. 生理が2週間遅れる原因その3. 過度なダイエット
  6. 生理が2週間遅れる原因その4. 睡眠不足
  7. 生理が2週間遅れる原因その5. 運動
  8. 生理が2週間遅れる原因その6. 体脂肪
  9. 生理が2週間遅れる原因その7. 病気や薬
  10. 生理が2週間も遅れてしまう時の対処法
  11. 生理が2週間遅れ不安な場合は妊娠検査薬を
  12. 生理が2週間遅れ異変を感じたら産婦人科へ

2週間も生理が遅れることってあるの?

生理予定日から1日2日ほどのずれはよくあることだと思います。女性の生理周期は平均25日から38日の間でそれよりも長い周期の人もいるでしょう(※1)。毎月だいたい同じ周期であれば正常に生理が来ていると言えますが、いつもはきちんと来ていた生理が急に2週間来なくなると心配になってしまいますよね。

2週間も生理が遅れるということは、体が何かしらの影響を受けている可能性があります。生理が2週間遅れていると、どのような可能性があるのでしょうか。ここからご説明していきます。
(生理については下記のリンクも参考にしてみてください)

生理5日遅れなら妊娠の可能性大!?妊娠を確かめる方法は?体験談も
生理不順とは?症状・原因をタイプ別に解説!対処法や体験談も

生理が2週間遅れる7つの可能性

生理が2週間遅れている場合、可能性として7つの原因が考えられます。

●妊娠
●ストレス
●過度なダイエット
●睡眠不足
●運動
●体脂肪
●病気や薬

この7つです。それぞれご説明していきますが、これらの中に生理が遅れる原因があるかもしれません。生理が2週間遅れるような行動をしていないか、または症状がないか照らし合わせてみてくださいね。

リエ先生

産婦人科医

月経は妊娠の他にも、ちょっとしたストレスや環境の変化、体重の増減等で容易に遅れます。妊娠の可能性がある人は妊娠検査薬で確認しますが、妊娠が原因でなければ、月経の乱れはよくあることであり、しばらく様子をみてもいいかもしれません。3ヶ月以上月経が止まっている場合には1度病院を受診しましょう。

生理が2週間遅れる原因その1. 妊娠

2週間生理が遅れる原因としてまず頭に浮かぶのが、妊娠の可能性ですよね。生理が2週間も遅れている場合、妊娠の可能性はあります。しかしこの時期は妊娠超初期(着床から次回生理予定日までの期間)で、自分で妊娠の判断をするのは難しいです。とはいえ妊娠超初期には何らかの症状がある人もいるでしょう。

●風邪のような症状
●強い眠気
●下腹部痛
●吐き気
●胸の張り
●おりものが変化する

このような体の変化を感じる場合、妊娠超初期症状の可能性が。生理が2週間遅れているとともに、これらの症状がないか確認してみてください。(※2)

(妊娠については下記のリンクも参考にしてみてください)

生理がきたら妊娠の可能性はない?妊娠初期の出血の違いは実体験も!
生理不順でも妊娠できる?妊娠の兆候は確認できる?検査薬はいつ使う?

風邪のような症状

妊娠超初期によく起こる症状として、風邪のような症状があります。熱っぽくだるい状態が何日か続くものです。続く期間には個人差もあり、数日で終わる人もいれば妊娠中ずっと熱っぽいだるさを覚える人もいるでしょう。

生理が2週間遅れていて風邪の症状が現れた場合には、妊娠の可能性があります。自己判断で薬を飲む前に産婦人科を受診してみてくださいね。

(妊娠中の風邪については下記のリンクも参考にしてみてください)

妊婦必読!風邪薬で飲んでもいいものとダメなもの!赤ちゃんに影響は?