つわりで下痢が…妊娠初期に下痢になりやすい原因・対処法！体験談も

葉酸サプリメントで下痢が起こってしまっている場合には必ず成分表を確認し、体質に合わない成分が入っているものは避けるようにしましょう。

葉酸サプリメントを選ぶ際には、価格重視でなく身体に良いもので構成されているものを選ぶようにすることで下痢の対策をとることができます。また、葉酸を摂りすぎることによって起こる下痢もあるので、必ず摂取量を守るようにしましょう。

（葉酸については以下の記事も参考にしてみてください）

妊娠中は体内の水分が足りなくなりやすいため、脱水症状に陥りやすくなっています。妊娠すると非妊娠時に比べて血液量が約1.5倍に増え、羊水の水分が必要となるためなどの理由から考えられます。脱水症状になりやすい妊娠中に下痢をすると、体内の水分がより多く排出されてしまい、さらに脱水症状の危険性が高まってしまいます。

妊娠中に脱水症状に陥ると、お腹の赤ちゃんが命の危険にさらされることになります。下痢気味の時は脱水症状対策もあわせておこないましょう。水や経口補水液を意識的にこまめに摂るのが大切です。水も飲めないほどのつわりの場合には、脱水症状になる前になるべく早い段階で病院へいきましょう。

妊娠してから便秘になったという方が多くいますが、下痢で苦しんだという妊婦さんもたくさんいます。体験談を見てみましょう。

胃腸が強い体質でも妊娠すると下痢になってしまうということもあります。妊娠中は体調も変わりやすく、体質も変化しているのかもしれません。気になることは病院で相談しましょう。

つわりによる下痢ではなく、急性胃腸炎だったという体験談もありました。急性胃腸炎は嘔吐や下痢、腹痛や発熱を伴うこともあります。妊娠中は感染症にかかりやすくなっているため、うがいや手洗いをはじめとする感染症対策をとるとともに、生ものには十分注意することが大切です。

妊娠初期の妊娠11週までの流産の可能性は15％と高く、約6人に1人が流産を経験する計算になります。確率の高い流産を心配したり、妊娠中の下痢が流産に繋がる恐れがあると耳にして不安に思う方もいるかもしれません。

下痢が原因で子宮が収縮しやすくなると言われることがありますが、妊娠初期には子宮収縮が流産に繋がることはありません。

妊娠初期の流産の原因はほとんどがお腹の赤ちゃん側にあり、染色体異常によるものが多くを占めています（※3）。下痢になったとしても、流産の心配をしていることでストレスにもなりますので、心に余裕を持つようにしながら体調を整えていく工夫をしていきましょう。