つわりで下痢が…妊娠初期に下痢になりやすい原因・対処法！体験談も

妊娠初期に受ける血液検査で、貧血の診断を受け、ひどい場合は貧血対策のために鉄剤を処方されることがあります。鉄剤を服用すると、副作用による便秘や下痢が起こることもあります。

もし鉄剤を服用し始めて下痢気味になった場合は担当の医師に相談し、1回あたりの量を調整してもらったり薬を変更してもらうなどの対処をしてもらうとよいでしょう。

妊娠初期には葉酸の摂取が推奨されています。妊娠前から葉酸を摂取することにより、奇形児や染色体異常の可能性を減らすことができると考えられています。手軽に取れる葉酸サプリメントですが、これが下痢の原因となってしまうことも。

葉酸サプリメントには多くの成分が入っています。体質に合わなかったり、摂取量をオーバーしてしまっていることで葉酸サプリメントが下痢を引き起こす原因となってしまうのです。

つらい妊娠初期のつわりによる下痢ですが、できるだけ日常生活の中で対策を取ることが大切です。妊娠中はママの食べ物が赤ちゃんの栄養として届くため、口にするものはよく考える必要があります。

赤ちゃんのためにも生活の中で少しずつ工夫を凝らしながら身体の調子を整えていくようにしましょう。

妊娠初期のつわりによる食事の偏りによってつわりが余計に悪化したり下痢になってしまう原因のひとつとして考えられていることをご紹介しました。これについては消化のよいものを摂ることでつわりによる下痢への対策になります。消化のよいものは胃腸に負担をかけることなく、栄養をしっかりと摂ることができるため、下痢も治まってくるでしょう。

消化のよい食べ物としてはおかゆや雑炊、うどんやにゅう麺、白身魚や豆腐などがおすすめです。また、とろろやおくら、めかぶ、昆布などのネバネバ食材は胃を保護すると言われています。逆に、脂ものや揚げ物、お肉類は消化器官に負担がかかりやすい食べ物です。量を控えたり、大根などの消化を助けるものと一緒に食べるように工夫し対策をとることが大切です。

（妊娠中の食事については以下の記事も参考にしてみてください）

身体が冷えてしまうと、胃腸の働きも悪くなると言われています。胃腸の働きが悪化すると便秘や下痢を引き起こしやすくなるため、身体を冷やすことは避けましょう。

逆に、身体を温めることは下痢の対策になります。湯船に入って身体を温めたり、靴下を重ね履きしたり、インナーを多めに着るなどして調整するとよいでしょう。冬場は湯たんぽを使ったり、ホットパックを使ってお腹やおしり、腰回りを温めるのもおすすめです。

ストレスが胃腸の働きに影響していることは広く知られています。心配性だったりストレスを抱えがちの人や、緊張することで胃痛や胃潰瘍を引き起こすことは一般的にも起こることがあります。

胃だけでなく腸にも影響を与えることがわかっています。ストレスはそれだけ内臓に影響を与えます。妊娠中はストレスを感じやすいと言われているため、上手にストレスの発散ができるといいですね。