つわりで下痢が…妊娠初期に下痢になりやすい原因・対処法!体験談も
【医師監修】体調の変化が激しい妊娠初期は、つわりで苦しむ方が多く見られますが、下痢の症状で悩む妊婦さんも出てきます。妊娠初期に見られる症状の中には下痢も含まれているのです。つわりに下痢が伴うときの原因や対処法についてご紹介していきます。
妊娠初期のつわりと下痢って関係してるの?

妊娠してから体調が優れない日が続き気分も落ち込み気味という方も多いでしょう。症状はさまざまで、熱っぽかったり吐き気や気持ち悪さが続いたり、頭痛や腹痛がしたりということが多いですが、これらは妊娠初期症状と総称して言われます。中でも吐き気や嘔吐、胃痛などの胃腸の不調のことをつわりといい、ほとんどの妊婦さんが経験しています。(※1)
中には妊娠初期症状のうち下痢の症状に悩まれる方もいますが、つわりと下痢は関係していると考えられています。
下痢はつわり症状のひとつとして考える医師も

下痢自体をつわり症状のひとつとする考え方もあります。消化器官は胃から小腸、大腸と繋がっているため、多くが胃の不快感や消化不良で起こるつわりが下痢の原因となる小腸や大腸にも影響を与えると考える先生も。担当する先生によって考え方は異なるため一概には言えないものの、ひとつの説として下痢もつわり症状の一種とすることもあるのです。
(妊娠初期の下痢については以下の記事も参考にしてみてください)
妊娠初期に下痢になる原因

妊娠するとホルモンの分泌量が今までと変わることにより、つわりが起こると考えられていることは広く知られていますが、実は妊娠初期に多く分泌されるプロゲステロンは、下痢や便秘を引き起こすこともあるのです。
✒︎つわり記録
— emi (@e__daily) November 10, 2017
8週〜切迫流産,ニオイ悪阻,ゲップ悪阻,便秘
9週〜ニオイ悪阻,ゲップ悪阻,吐き悪阻,下痢
10週〜ニオイ悪阻,ゲップ悪阻,吐き悪阻,下痢,頭痛
どんどん症状がプラスされてく...
早く抜け出したいな💭#妊娠初期 #10w3d #つわり
初めは便秘だったのに、途中から下痢をするようになったなど、妊娠中の体調は変わりやすくなっています。不調がしばらく続くので、体調に合わせた対策を上手にしながら無理せずに過ごすことが大切です。
妊娠初期にはホルモン分泌が変化することが下痢の原因に
妊娠初期には、分泌されるホルモン(プロゲステロン)の影響で胃腸の筋肉がゆるんだり、腸の蠕動(ぜんどう)運動が弱まることによって排便に影響が出ることがあります。ホルモンが胃腸に直接影響することで便秘になったり逆に下痢になることもあるのです。便秘や下痢は腹痛を伴うこともあり、つらく感じる妊婦さんも多くいます。(※2)
増田陽子
内科医/救急医
この他にガスが溜まりやすくなり、オナラが出やすくなるのも特徴です。
妊娠初期のつわりの胃腸の不調が下痢の原因に

つわり中には「妊娠初期のつわり中はバランスを気にせず食べられるものを口にするように」と病院の先生から言われているかもしれません。食事が偏ると胃腸の不調が起こりやすくなり、つわりが余計に悪化したり、腸の働きにも影響をもたらすと言われています。
胃腸が順調に活動していないと、下痢気味になったり逆に便秘がちになったり腹痛に悩まされたりと便の問題も出てくるのです。
貧血の薬が原因になることも
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