つわりがひどい…！楽になる方法10選！入院が必要な場合も？体験談あり

妊娠初期は、つわりに悩まされる妊婦さんが多い時期です。「妊婦さんのうち約90％がつわりを経験する」と言われていますが、なぜつわりが起こるのでしょうか。妊娠初期の時期には胎盤を作る役割をするhCGホルモン（ヒト絨毛性ゴナドトロピン）が多量に分泌されます。そして、このhCGがつわりを引き起こすという説が一般的です。（※1）

また女性ホルモンのプロゲステロンが胃腸の働きを弱めてしまうことも、つわりが起こる一因として考えられています（※1）。ただ、つわりについては「つわりがない妊婦さんがいるのはなぜか」「なぜ症状に個人差がみられるのか」など、まだ解明されていない点も少なくありません。そのため、つわりには対処療法しかとることができないのが現状です。

（つわりの原因については以下の記事も参考にしてみてください）

つわりの種類にはさまざまなものがあります。どの種類のつわりが出るかについては個人差があり「上の子と下の子でつわりの症状が違っていた」「妊娠の時期が進むにつれて、つわりの種類が変化した」という方も多いものです。では、こちらでつわりの種類にどういったものがあるのかご説明していきます。

吐きづわりは、食べたものを吐き戻してしまうつわりの一種です。「つわり」と聞いて多くの方が思い浮かべるのは、この吐きづわりでしょう。ひどい吐きづわりになると「空腹時は胃酸を履いてしまう」「水さえ吐く」といった状態になることもあります。

吐きづわりには「胃もたれや吐き気だけで吐くほどではない」という軽度なものもあります。また吐きづわりになると食事を摂るのも大変になり、体重が減少する方も少なくありません。「食べられるものが見つからない」と苦しんでいる妊婦さんも多くみられます。

食べづわりは、空腹時に吐き気を感じるつわりのことです。「なぜか食事中や食後は吐き気が治まる」という妊婦さんは、食べづわりであると言えるでしょう。中には食べづわりだと気付かず「食べると気持ち悪くなるから」と食事を避けることで、食べづわりを悪化させてしまうケースもみられます。

こちらの女性のように、吐きづわりが食べづわりに変化する妊婦さんも多いものです。また食べづわりの場合は食べ続けていないと症状が悪化するため、体重が増加する傾向にあります。「体重が増え続けているけど大丈夫なの？」と不安になるでしょうが、この時期はつわりを楽にすることが最優先です。体重管理はつわりが終わってから行いましょう。