つわりに点滴の効果はある?費用は?赤ちゃんに影響は?体験談あり

つわりの時に打たれる点滴だけでは気分が優れない人も多いです。「保険が使えないのに効いているかよく分からない」「意味があるの…?」と不安に思ったり、赤ちゃんへの影響が気になる方も多いでしょう。今回はつわりの時にする点滴の意味や、赤ちゃんへの影響について説明します。

( 3ページ目 )
Commentator
|
専門家監修
優子さん
助産師学校を卒業後、公立病院にて勤務。結婚を機に退職し、4人の子育てと実母の介護のダブルケアを経験しました。現在は診療所にて年間100名近い赤ちゃんを取り上げております。・・・
> プロフィール詳細
Contents
目次
  1. つわりの原因と症状
  2. つわりが赤ちゃんに与える影響
  3. つわりに点滴の効果はあるの?
  4. どんな時に点滴が必要?
  5. つわりの点滴でかかる費用は?
  6. 点滴は赤ちゃんに影響はないの?
  7. つわりで病院に行く目安はどれくらい?
  8. つわりの時は我慢せずに点滴を

ビタミンB1を取ると体が疲れにくくなったり、糖質エネルギー生産の補助にも利用されます。脳神経が正常な働きをする手助けもしますが取りすぎると頭痛がするため気を付けましょう。

点滴であれば費用もそれほどかからず、妊婦に必要なエネルギーを効果的に摂取できます。特にブドウ糖と電解質はつわり予防になる重要な成分です。普通の点滴と同じ成分であるため病気の時にも有用でき、医療保険も適用されます。

吐き気止めの入った点滴

プリンペランという成分は吐き気止めの成分です。聞き覚えの無い方も多いのではないでしょうか。吐き気が無いだけで随分楽になりますよね。点滴をする時に頼むと良いでしょう。もちろん赤ちゃんに影響はありませんので安心してくださいね。

先輩ママ

30代後半

私は妊娠初期はつわりはそんなに酷くなかったの。でも中期に入ると吐き気が酷くなってきて・・・・費用もそれほど掛からないから病院でよく吐き気止めに点滴を打ってもらってたよ。点滴は2~3日は効いてたからその間は楽になったよ。

吐き気止めの成分が入っているとつわりがとても楽になりますよね。普通の点滴よりも費用はかかりますが、効果は非常に高いです。医療保険が使えるのも安心ですね。

どんな時に点滴が必要?

妊娠初期から起こるつわりはホルモンバランスの乱れといわれています。しかし症状は人によってそれぞれ異なるのです。つわりを放っておくと妊娠悪阻になり治療が必要となる場合があります。では、どういった症状を目安にして点滴をすればいいのでしょうか。

点滴が必要なつわりの症状と目安

点滴に含まれる成分は栄養不足と脱水症状を防ぐものです。水分がきちんと取れているかが点滴が必要かの一つの目安です。嘔吐が続き水分が取れない場合は妊娠悪阻の可能性があります。点滴で水分補給や栄養補給をしてもらい症状を抑えるのが良いでしょう。

(点滴以外の対処法については以下の記事も参考にしてみてください)

つわりは薬で軽減できる?妊娠中でも安全な薬・漢方10選!

重いつわりとは

つわりは悪化すると妊娠悪阻となります。日常生活に支障が出たり体重が急激に減るといった症状が出ます。食べた量以上の嘔吐があったりトイレに何回も行くといった症状がある場合は点滴をしましょう。具合が悪い時は我慢せずにきちんと産科で相談してくださいね。

女性

20代後半

妊娠初期からつわりが酷くて病院では毎回点滴を打ってもらってたの。頭がふらふらして動くのもつらくなった時は病院で脱水症状だと診断された。点滴で水分補給する必要があるから3日間入院して症状は落ち着いたよ。

女性(妊活経験有)

30代

妊娠初期はつわりで全く食事がとれなくなっちゃって。過度の栄養不足で血液の循環が悪くなったし、腎臓の機能障害が起こってた。すぐに入院することになってびっくり。