つわりは薬で軽減できる?妊娠中でも安全な薬・漢方10選!
【医師監修】妊娠初期につわりでつらい思いをする妊婦さんは多いはず。つらいつわりを少しでも軽くするには、薬や漢方薬を上手にを使うとよいでしょう。妊娠中は薬を服用することに不安になるかもしれませんが、妊娠中でも安全に服用できる薬と漢方薬をご紹介します。
妊娠初期のつわりはどうして起こるの?

つわりは妊娠初期に起こる吐き気や嘔吐、頭痛、めまいなどの症状の総称のことで、多くの妊婦さんが妊娠初期につわりを経験しています。つわりは女性ホルモンのバランスが大きく変化し身体がその変化に対応できないことから起こるとされていますが、詳しいことはわかっていません。(※1)
つわりは妊娠5~6週頃から症状が現れ始め、妊娠9~10週頃にピークを迎えます。妊娠14~16週頃にはつわりが落ち着く妊婦さんが多いです。妊娠初期のつわりの症状には個人差があり、水も飲めないほど症状が重い方からほとんど何も感じないという方までいます。胎児によっても異なり、1人目はつらかったのに2人目はつわりが軽かったという方もいるでしょう。
カズヤ先生
産婦人科医
妊娠16週に入り、胎盤形成が完成されてくると、hCGという妊娠ホルモンのピーク値もすぎるので つわり症状も軽減していきます。
(つわりについては以下の記事も参考にしてみてください)
つわりは薬で軽減できる?

つわりは妊娠初期に起こるとされる吐き気や嘔吐などの症状ですが、妊娠していないときに市販の胃薬や吐き気止めを飲んで症状が軽くなった経験は誰にでもあるでしょう。妊娠初期のつわりも症状としては胃腸の不快症状になるため、薬を飲むことで症状を抑えることができます。
妊娠中、特に妊娠初期は胎児の身体の重要器官が作られているため、薬の影響が強く出てしまいます。妊娠中は薬が飲めないと思われている方も多いでしょう。ところが中には妊娠中にも服用できる薬もあり、身体の不調を薬で軽くすることもできます。もしつわりがひどい場合はかかりつけの産婦人科の医師に相談し、状況に応じた薬を処方してもらうとよいでしょう。
(妊娠中の薬については以下の記事も参考にしてみてください)
妊娠中の薬の服用は必ず医師に相談を

妊娠中は身体が非常にデリケートな状態になっていることに加え、胎児への影響も考える必要があります。つわり以外でも頭痛や風邪などで薬を服用する場合は必ず医師の相談の上、服用するようにしましょう。場合によっては妊娠中の薬の服用によって先天性異常や奇形児になることも。体調が悪いからと言って妊娠中に自己判断で薬を服用することはやめましょう。
つわりに効果的な制吐剤系の薬

妊娠初期のひどい吐き気や嘔吐に最も効果的と言われるのが、制吐剤系の薬です。胃薬や吐き気止め、整腸剤などが含まれます。市販の薬でも多く見られますが、妊娠中は必ず産婦人科の医師に相談してから服用するか、病院の薬を処方してもらうようにしましょう。
つわり効く薬1. タフマックE配合
わしも今それ!私はタフマックって消化剤?が効いたのでかかりつけの病院とかあったら出してもらってみてもいいかも! pic.twitter.com/8DJVELGHe5
— おかめ (@bdc0525) October 7, 2017
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