つわりに点滴の効果はある？費用は？赤ちゃんに影響は？体験談あり

妊婦さんのホルモンバランスが崩れることで栄養不足や脱水症状になった時に点滴の処置がとられることがあります（※3）。保険適用なので費用もそれほど高くはありません。症状が気になった場合は医師に相談してみましょう。

栄養を体に与えたり、吐き気止めの効果や脱水症状に効く成分が含まれています。吐き気などの症状を目安に点滴を打ってもらうと良いでしょう。吐き気止めの持続時間は人それぞれです。

強い薬のため医師の判断で量が決まり、効果は人によって異なります。強い薬と聞くと赤ちゃんへの影響が気になりますよね。安全性が高いので妊婦さんでも投薬が可能です。

栄養不足や脱水症状の予防をすることでつわりの予防になります。症状が軽い人には効果的です。ただし、効果の現れ方は人によって異なります。においがきついため、「逆に気分が悪くなった」「全く効かなかった」という人もいます。予防としての効果はあまり期待しない方が良いでしょう。

つわりの点滴には栄養補給のための成分や水分補給、吐き気止め等の成分が含まれています。効果と費用は点滴に含まれる成分によって異なります。一般的に含まれているものは以下の成分です。

●水分
●ブドウ糖
●ビタミンB1
●電解質
●プリンペラン

脱水症状を防止するために、水分が含まれています。激しい嘔吐がある場合は口から水分を補給することができませんよね。ですから、点滴で水分を補給し、脱水症状を予防する必要があります。

電解質も同じく脱水症状を防止する効果があります。電解質はカリウムやクロール等の成分が含まれていて、カリウムは血圧を上昇させる効果があります。クロールは塩分ですが摂取しすぎると腎機能を低下させるため、高血圧や腎臓の弱い人には使用できません。

ブドウ糖は筋肉や脳を正常に動かすために使用されます。特に脳に使用できるエネルギーはブドウ糖のみのため非常に重要な成分です。ブドウ糖が無くなると脳は働かなくなり活力が低下します。眠気が酷い時や脳の働きが遅い時に入れてもらうと良いでしょう。