げっぷもつわりの一種?妊娠中にげっぷが増える原因と対処法9選
【医師監修】妊娠初期につわりとあわせてげっぷが増える人がいます。思っているよりもげっぷは不快感が強い半面、つらくても相談しにくい妊婦さんも多いようです。つわりによってげっぷが増える原因とその対処法について紹介していくので、妊娠初期のげっぷ対策にぜひ役立ててください。
つわりの時にげっぷが出やすい原因【つわりによる唾を飲み込む回数の増加】
吐き気をもよおしてしまった時、無意識に唾を飲み込むことで紛らわそうとします。そのため、つわりのある妊婦さんはお腹に空気がたまりがちで妊娠初期にげっぷがよく出ます。
よだれつわりといって唾液過多の症状に悩まされる人もいるようです。口内に苦味やネバネバとした不快感があるため、唾の飲み込みが多くなります。これも妊娠初期のげっぷの原因です。つわりが落ち着いてくるまではこのようにお腹に空気がたまりがちな状況が続きます。妊娠初期にげっぷやお腹の苦しさがつらくて悩んでいる妊婦さんも多いでしょう。
つわりの時にげっぷが出やすい原因【自律神経の乱れ】

妊娠中はホルモンバランスに変化が起こったり、生活のリズムが狂ったりすることで自律神経も乱れてしまいます。妊娠初期に「げっぷが出そうで出ない」というケースや、喉の奥が詰まったような感覚は自律神経の乱れが原因です。
また、自律神経を刺激する原因となるストレスで胃腸の働きが鈍ってしまい、消化不良などを起こすこともあります。妊娠初期は特に体調も不安定でストレスを抱えやすいので、胃腸にも影響を受けやすい時期です。
つわりによるげっぷの対処法9選

特に道具なども必要とせず、簡単に取り入れられる妊娠初期のげっぷの対処法を全部で9つご紹介します。出すぎるげっぷへの対処だけでなく、上手く出せない場合や不快感の解消に役立つ方法もあるので、ぜひ妊娠初期にげっぷで悩んでいる方は参考にしてみてください。
1. 消化に良い食事を心がける
妊娠初期から後期まで通じて胃腸の働きが鈍くなるので、消化に良いものを食べて対処しましょう。おかゆや雑炊のほか、豆腐、りんご、バナナなどは消化しやすい食べ物です。肉はささみや赤身など脂身の少ない部位、魚であれば白身が妊娠中はおすすめ。食材を細かく切ったり加熱によって柔らかくするひと手間も消化を助けるので、ぜひ工夫してみましょう。
(つわりの時におすすめの食べ物については以下の記事も参考にしてみてください)
2. 食事は少量にして回数を増やす
食事は1日3食が基本といわれますが、消化不良になりやすい妊娠中は1回あたりの食事の量を減らし、1日5食など回数を増やすことで胃腸への負担を減らすことができます。胃痛や胃もたれの解消にもつながり、妊娠初期のげっぷやつわりの症状を和らげる効果もあるでしょう。妊娠中は特に消化をよくするために早食いは避け、よく噛んで食べるよう心がけてください。
3. つわりの解消で炭酸飲料を飲みすぎない
妊娠初期のつわりの時期、不快な症状をスッキリさせるのに役立っているのが炭酸飲料。口当たりもよく口内のネバネバした感覚なども消し去ってくれるので、妊娠初期のつわりを乗り切るための強い味方とも言えます。しかし、妊娠中げっぷやお腹に溜まった空気やガスで悩んでいるようであれば飲む量には注意が必要です。
リエ先生
産婦人科医
つわり中のげっぷは、炭酸飲料の摂取によって胃がすっきりするしげっぷが出やすくて楽だという人と、炭酸で胃が張って辛いいう人がいます。自分がどちらのタイプか考えてみましょう。
4. 食前に少量の乳製品をとる
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