吐きつわりとは?いつまで続く?原因と対処法!食べ物は?体験談多数

【医師監修】さまざまなつわりの中で最もつらいのが「吐きつわり」でしょう。ひどくなると脱水症状を起こし入院することもあります。吐きつわりとは?いつまで続く?原因、対処法は?おすすめの食べ物は?などについて多くの先輩ママの体験談やドクターの助言を交えて説明します。

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専門家監修
カズヤ先生
現在11年目の産婦人科医です。国立大学医学部卒業。現在は関西の総合病院の産婦人科にて勤務しています。本職の都合上、顔出しできませんが、少しでも多くの方に正しい知識を啓蒙していきたいと考えています・・・
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Contents
目次
  1. 妊娠初期最大の試練!吐きつわりって?
  2. つらい吐きつわりはいつからいつまで続くの?
  3. 吐きつわりが起こる原因は?
  4. 吐くのがつらい!吐きつわりの対処法は?
  5. 吐きつわりのときにおすすめの食べ物はあるの?
  6. 自分に合った吐きつわり対処法を見つけよう!

水すらも吐く、重い吐きつわりのときは産婦人科へ

水すらも吐く、重い吐きつわりのときは産婦人科へ行きましょう。吐きつわりのなかでも重度のものは、水すら受けつけずに吐いてしまうこともあります。水分がとれなくなると脱水症状を起こしてしまうこともあります(※2)。どうしてもつらいときは「吐きつわりは病気じゃない」と我慢せず、産婦人科で先生に相談してください。点滴や漢方薬の処方といった処置を受けることができます。

女性

30代前半

妊娠6週目から19週目まで入院していました。何も食べられない、水さえも全く受けつけない状態でした。入院するときにはおしっこすら全く出ず、ひどい脱水症状で歩けませんでした。

ふらついたり、排尿の頻度が減ったりすると脱水症状の危険信号です。おかしいと感じたときはすぐに産婦人科にかかるようにしましょう。

カズヤ先生

産婦人科医

前述のように、全く水分が取れなくなる状態になると、重症妊娠悪阻という診断のもと、入院治療の適応になります。 あまり症状が酷(ひど)くなり過ぎないうちに、早めにかかりつけ産婦人科を受診しましょう。

(入院が必要になる重度妊娠悪阻については以下の記事も参考にしてください)

つわりがひどい…!楽になる方法10選!入院が必要な場合も?体験談あり

吐きつわりのときにおすすめの食べ物はあるの?

食べられないものばかりが増え、食事がつらくなるのも吐きつわりの特徴です。吐きつわりの妊婦さんにおすすめしたい食べ物を紹介します。「あまり食べられないけど栄養を取りたい」や「空腹がつらいから何か食べられるものを見つけたい」といった悩みを解決しましょう。

吐きつわりのときに食べても気持ち悪くなりにくい食べ物

吐きつわりのときに食べても気持ち悪くなりにくい食べ物には個人差があります。しかし「フライドポテトなら食べられた」や「ポテトチップスが食べやすい」という話をよく耳にしますよね。理由は、妊娠すると唾液の成分である消化酵素が変化することで、塩味のものを口にしやすくなるからだと言われています。

「塩味の濃いジャンクフードやお菓子だと体に悪いのでは?」と気になってしまうかもしれませんが、この時期には心配ありません。何も食べられない状態のまま我慢するのは良くないので、食べられそうであれば塩味の濃いものでも口にしてみましょう。

女性

30代前半

そうめんやもずく酢など、冷たいものを食べることが多かったです。

女性

40代前半

なぜかリンゴしか食べられなくなり、リンゴをカットしたものかリンゴジュースのみで数週間過ごしました。

他にはイチゴやリンゴ、そうめんなどといった冷たくてあっさりしたものが食べやすいと感じた妊婦さんは多いようです。暖かいかい食べ物は吐きつわりを悪化させてしまうことがあるので、常温のものや冷たいものを食べるのがおすすめです。

吐きつわりの症状を軽減するといわれている食べ物

医学的に吐きつわりの症状を軽減すると考えられる食べ物もあります。具体的には、トマトやカボチャなどの野菜やバナナやスイカ、ミカンなどの果物が挙げられます。なぜこれらの食べ物がおすすめなのかというと、吐きつわりの時期に不足してしまう栄養のナトリウムやカリウムを多く含んでいるためです。

お弁当や缶詰といった出来合いのものを買うときは、これらの食材が含まれているものを選ぶようにするとよいでしょう。

(つわりに効く食べ物については以下の記事も参考にしてみてください)

つわりに効く・悪化させる食べ物とは?おすすめの食事20選!

吐くときに吐きやすい食べ物

吐くときに吐きやすい食べ物を選びましょう。

「何かを食べて栄養をとりたいけど、結局は吐いてしまうかもしれない」と心配なときは、吐きやすいものを選んでみましょう。ゼリーなどののど越しの良いものがおすすめです。炭水化物ではご飯よりパンの方が食べやすく、吐くときも比較的楽なようです。

また、何か食べるときは水分も一緒に取るようにしましょう。食べた物を吐きやすくなり、粘膜も傷つきにくくなります。