妊娠初期症状で眠れない！原因と対処法は？睡眠薬は飲んでも良いの？

妊娠初期に眠れないと体力的にも精神的にも参ってしまいますよね。妊娠初期は自分が眠れないことで赤ちゃんに影響があるのではと思ったり、ホルモンバランスの影響でナーバスになってしまったりととても大変な時期です。体力的にも精神的にも疲れを蓄積させないために眠ることは重要になります。ここでは眠れないときの対策について追求していきましょう。

1つ目は昼寝をすることです。昼夜逆転の生活を送らないようにするために、夜に何とか寝なくてはと思っている方も多いかと思いますが、夜に眠れない日々が続けば続くほど、精神的にも体的にも疲労が溜まってしまい、イライラして眠れなくなるなどの悪循環が起きかねません。

不眠の状態が続くようであれば、少しでも昼寝をするといいでしょう。昼も夜も眠れないよりは、昼寝を少しでもしておけば体力を回復することが出来ます。昼寝をする上で注意してほしいのは、あまり昼寝をしすぎると今度は夜に眠れなくなってしまうことです。昼寝の時間をあまり長くとらないことをおすすめします。

2つ目は昼間に積極的に動くことです。妊娠初期ともなると、体の倦怠感やつわりなどで少し動くだけでもいつも以上の気力を使います。だからといって体を動かさないと、体は疲れません。洗濯や掃除だけでもいいので昼間に積極的に動くことで、体が疲労し、夜には自然と眠れるようになる可能性がありますので出来るだけ昼間に動くようにしましょう。

ただし、医師から切迫流産で安静指示が出ている場合は指示に従って安静を心がけるようにしてください。また、つわりによる吐き気などであまり動けない方もいるかと思います。眠れないからと言って無理に動くことはしてはいけません。自分の体調と相談して動くようにしてください。

（妊娠初期の運動については以下の記事も参考にしてみてください）

3つ目は就寝前はリラックスすることです。考え事ばかりして気が張った状態だと眠れないため、就寝前にリラックスする時間を設けるといいです。リラックスする方法としては、音楽を聞く・あったかいノンカフェインのお茶やハーブティーを飲むといいでしょう。ハーブティーに関しては、ルイボスティーやローズヒップティーが妊娠中におすすめです。

しかし、ハーブティーを飲むうえで注意しなければならないことがあります。ハーブの中には、妊娠中に飲んではいけないものがあります。例えば、カモミールティー・ハトムギ茶・アロエ茶などです。これらには、子宮を収縮させる働きがあり妊娠中は飲んではいけません。ハーブティーは、飲む前に妊娠中に飲んでいいものかを確認して飲むようにしてください。

（妊娠中の飲み物については以下の記事も参考にしてみてください）

4つ目は一番楽な姿勢で寝ることです。妊娠初期は、赤ちゃんが胎盤と羊水で守られているため、うつぶせで寝ることも可能です。横向きで寝るとリラックスできる人・仰向けで寝るとリラックスできる人・うつ伏せで寝るとリラックスできる人などそれぞれですので自分が一番寝やすい格好で寝ることをおすすめします。

妊娠初期、眠れないときに時間が勿体ないからとついつい深夜に家事をしてしまったり、妊娠の不安から考えごとをしてしまい余計眠れなくなった経験のある方も多くいるのではないでしょうか。しかし、それは不眠を改善するうえでは逆効果となります。