産後の骨盤矯正はいつから?いつまでやるべき?効果・メリット・方法など詳しく解説!

【医師監修】産後の骨盤矯正の必要性や、骨盤が歪む原因・放置した場合のリスクなどを紹介!また後半では、産後の骨盤矯正をいつからいつまでやるべきか、骨盤矯正の効果や正しい方法を徹底に紹介します。妊娠中の人や、産後の人も骨盤矯正の重要性を知り、産後の骨盤矯正に取り組みましょう。

( 4ページ目 )
Contents
目次
  1. 産後の骨盤矯正は必要?帝王切開の場合は?
  2. 産後に骨盤が歪む原因は?
  3. 産後に骨盤の歪みを放置するとどうなる?
  4. 産後の骨盤矯正はいつからいつまでやるべきなの?
  5. 産後の骨盤矯正の効果・メリットは?
  6. 産後の骨盤矯正の方法
  7. 産後に骨盤矯正を行う際の注意点は?
  8. 産後の骨盤矯正は無理せずに!

女性

20代

私は産後ダイエットの一環で骨盤矯正を頑張っていました!おかげさまで妊娠前の体重まで痩せることができ、冷え性も良くなり、頑張った甲斐がありました。

(産後のダイエット方法については以下の記事も参考にしてみてください)

産後に体重が減らない…!簡単に妊娠前の体型に戻るダイエット方法を紹介!

産後の骨盤矯正の方法

産後の骨盤矯正に関して、いつからいつまで行うべきか、また効果やメリットについて紹介してきました。

では、産後の骨盤矯正を実際にどのように行えばよいのか、ここでは7つのポイントを紹介します。産後ガードルや骨盤ベルトを用いる方法や、体操の方法など手軽に行える方法を一つずつ見ていきましょう。

1.骨盤体操

産後の骨盤矯正を行う際に、おすすめの方法の一つが骨盤体操です。産後の骨盤体操は、骨盤の開きを引き締める役割があります。

産後の骨盤体操を始める時期はいつ頃が適切なのかと言うと、自然分娩で出産した場合、体の機能がほぼ回復している産後1ヶ月から始めることがおすすめです。また帝王切開で出産したのであれば、切開部分の傷が修復される産後2ヶ月から始めることが推奨されています。

うつ伏せの姿勢を取りお尻を引き締める体操や、あおむけの姿勢から、クロスするように片足を上げる体操など様々な体操方法がありますよ。自宅内で、数十分の時間できる簡単な体操ですので、ぜひ産後の骨盤矯正の一環として取り入れてみてはいかがでしょうか。

2.産褥体操

出産直後は、産褥体操と言われる産後の身体をケアする方法を用いて、骨盤底筋や骨盤周囲の筋肉を少しずつ回復させていきましょう。

産褥体操は寝ながら行う体操です(※4)。出産直後にダメージを受けた体の組織や筋肉に対し、産褥体操を行うことでより早く妊娠前の体調に戻すことができ、スムーズに骨盤の歪みを整えることにつながります。

3.ストレッチ体操

産後の骨盤矯正を行う方法の一つとして、ストレッチ体操を行う方法があります。ストレッチ体操は、体の筋肉や靭帯を少しずつ伸ばすことによって、体幹の歪みを整える方法です。体幹の歪みを整えることで、骨盤の歪みも整えることにつながり、効果的に骨盤矯正を行うことができるでしょう。

ストレッチ体操によって身体的にも精神的にもリフレッシュしながら、産後の骨盤矯正を行うことができます。ストレッチ体操は基礎代謝量がアップして痩せることにもつながるため、有効な体操のひとつです。

4.骨盤ベルトを着用

骨盤ベルトをすることも、産後の骨盤をサポートする方法の1つです。骨盤ベルトは骨盤を支え、正しい姿勢をキープする手助けをしてくれますよ。

女性

30代

私は、産後骨盤ベルトを使っていました。はじめは骨盤ベルトが窮屈で慣れるまで時間がかかりましたが、慣れると平気になりますよ。しっかり骨盤が固定されるため、産後の必需品です!

骨盤ベルトは骨盤を固定する強力なベルトであるため、誤った位置で固定したりサイズが合わないものを用いることは避けましょう。骨盤ベルトを正しくない方法で使用することで、産後の骨盤の歪みがひどくなったり体の血流を悪くさせる恐れがあります。

産後に骨盤ベルトを装着する際には、自分の体形や骨盤の大きさにあったものを選択しましょう。

カズヤ先生

産婦人科医

骨盤ベルトは、かかりつけ産婦人科で売られていることが多いです。 産後には、多くの産院で助産師外来が行われており、その時に骨盤ベルトの巻き方や、いつまで使用するのが良いか、などを聞く機会があると思います。 できれば、かかりつけ産婦人科でアドバイスを貰いながらするのが良いでしょう。

5.産後ガードルを着用