陣痛が遠のく原因って?経産婦・初産婦で違う?促進させる対処法も紹介!
【医師監修】陣痛が遠のく原因や『経産婦』『初産婦』での違い、陣痛が遠のいた時に促進させる対処法などを紹介します。寝ると陣痛が遠のくという噂の真相も紹介します。陣痛が遠のくことについてくわしく知りたい人はぜひ参考にしてみてくださいね。
無痛分娩は、局所麻酔薬を用いて陣痛の痛みの感じ方を和らげる出産方法です(※4)。しかし無痛分娩を行うと、陣痛が遠のくことがあると考えられています。麻酔によって妊婦さんのいきむ力が少し弱まることなどがその理由として認識されているでしょう。ほかにも出産が長引いたり血圧の低下、体温の上昇などのリスクがあります。
しかし、近年では麻酔についても進歩しているため、無痛分娩だからといって必ずしも陣痛が遠のくとは考えられていません。出産する前に、無痛分娩のやり方やメリット、デメリットについて医師に相談しておくといいでしょう。
(出産の体験談については、以下の記事を参考にしてください)
陣痛が遠のいた時に促進させる対処法は?

陣痛が遠のいた場合は、どのようにして促進させればいいのでしょうか?促進させるための対処法は、主に9つあります。体を労わりながら陣痛を促進させましょう。
(妊婦さんのストレッチについては、以下の記事を参考にしてください)
身体を温める

温かい格好をしたり湯船に浸かったり、身体を温めましょう。身体を温めれば子宮の血流が良くなるので、陣痛を促進することができます。逆に妊娠中に身体を冷やす生活をしていると、陣痛が遠のいたり出産がスムーズにいかなかったりすることがあります。身体を温めればリラックス効果もありますし、出産も順調にいくようになります。
ただし、湯船に浸かる際は温度に気をつけましょう。温度が高すぎると、身体に負担がかかります。少しぬるめの38〜39度ぐらいの湯船に浸かるようにしましょう。また、お腹の中の赤ちゃんのためにも、風呂場での転倒には十分気をつけましょう。
三陰交を押す

足には三陰交(さんいんこう)と呼ばれるツボがあり、位置は内くるぶしの指4本分上にあります。三陰交を押すことにより女性ホルモンの分泌の促進や子宮の活性化、冷えの緩和などの効果が期待できます。入浴している時に三陰交をマッサージすると、より効果的です。
三陰交は陣痛の際にも効果的なツボで、陣痛による痛みを和らげることもできます。いざという時は、三陰交をマッサージしてみましょう。
歩く

歩くのも、陣痛を促進する対処法の一つです。歩くことで股関節が柔らかくなるため、陣痛が促進されると考えられています。
妊娠中にたくさん歩くことは難しいかもしれませんが、無理のない範囲で問題ありません。体調が良い時は軽く散歩するようにしましょう。散歩すれば陣痛を促進できますし、気分転換にもなりますよ。近所の公園などを散歩してみましょう。
また、散歩をする時は誰かに付き添ってもらうといいでしょう。誰かに付き添ってもらえれば急に本陣痛が来ても、タクシーや状況に応じて救急車を呼ぶなど対処してもらえますよ。
先輩ママ
30代後半
お医者さんから「陣痛が来ない時は歩くといいですよ」と言われたので、陣痛がなかなかこなかった時はひたすらウォーキングをしていた。ウォーキングのおかげで体力作りにもなったし、なんとかスムーズに出産できた!
ウォーキングは陣痛の促進のみならず、妊娠による運動不足を解消することもできます。空いた時間を使ってウォーキングしましょう。
階段を上り下りする

妊娠していてもなお体力に余裕がある場合は、階段を上り下りするのも手です。階段を上り下りは身体に上下の力が加わる運動なので、陣痛を促進できます。
妊娠中に階段の上り下りをする時は、体のバランスを安定させるためにも必ず手すりにつかまるようにしましょう。もし階段から落ちてしまったら、胎児にとっても非常に危険です。手すりにつかまって、ゆっくりと自分のペースで上り下りするようにしましょう。
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