妊娠中のヘアカラー・パーマはだめ？胎児に悪影響？美容院での注意点を紹介！

経皮吸収されたヘアカラーの成分が危険です。ヘアカラー剤に含まれるジアミンをはじめとするさまざまな有害物質は、胎児にも影響を与えかねないと言われています。母体である妊婦さんがジアミンアレルギーを引き起こすことで胎児にも影響を与える可能性があるのです。そのため妊娠中のヘアカラーを避けたほうがいいとされています。

妊娠中のヘアカラーの注意点を述べてきました。それでも髪のお手入れはしたくなるでしょう。そこで、妊婦さんでも安心して美容院に行くために注意したいポイントを紹介していきます。

予約するときに妊娠中であることをあらかじめ美容院に伝えておきましょう。美容院が待ち時間を少なくするなど配慮してくれることがあります。

自身の身体や胎児への影響も考え、比較的美容院が混雑しない時間帯に行くことをおすすめします。

ヘアカラー中は同じ姿勢にならないよう、定期的に体勢を変えましょう。

美容院でカットやパーマ、ヘアカラーをお願いすると、席で座っている時間は長くて2～3時間ほどです。妊娠中に長時間同じ姿勢でいると、お腹が張ったり腰痛を起こたりする可能性があります。特に妊娠初期は体調に悪影響を及ぼしかねません。

施術メニューは自身の体調とじっくり相談すして決めましょう。少しでも体調が悪いときには、遠慮せずに施術メニューを変更しましょう。妊娠初期は特に体調が変わりやすいため、当日いきなり体調を崩してしまうことも大いに考えられます。美容院は髪染めに使うヘアカラー剤やパーマ薬の独特の匂いが充満しています。その匂いで体調が悪くなることがあるかもしれません。

髪染めのカラー剤やパーマ薬の匂いで気分が悪くなりそうな場合は、早めにメニューの変更をしましょう。

（妊娠初期の体調不良については以下の記事も参考にしてください）

トイレを我慢しないようにしましょう。妊娠初期や妊娠後期は、お腹にいる赤ちゃんがお母さんの膀胱（ぼうこう）を圧迫することにより、トイレが近くなることがあります。トイレを我慢すると膀胱炎になる恐れがあります。トイレは我慢せずに行きましょう。

（妊娠中の膀胱炎については以下の記事も参考にしてください）

体調が悪くて行けそうにないときは美容院に予約の変更をお願いしましょう。美容院には髪染めに使うカラー剤やパーマ薬の匂いが充満しています。朝起きたときにすでに体調がよくない場合は、予約を変更しましょう。いつもは大丈夫でも妊娠中、特に妊娠初期は些細（ささい）なことでも体調を崩しやすいです。無理せず、体調の良い日に日を改めるようにしましょう。

（妊娠中・妊娠初期に気を付けることについては以下の記事も参考にしてください）