妊婦のネイルはNG?妊娠中にマニキュア・ジェルネイルができる時期・影響を解説!

妊婦さんが妊娠中にネイルをしていてもいいのはいつまで?妊娠中にネイルをしてはいけない理由は?など妊婦さんの疑問にお答えします。さらに、妊娠中にネイルサロンで施術をしてもらう時の注意点や、妊婦さんが自分でセルフネイルをする時の注意点も紹介します。

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Contents
目次
  1. 妊婦さんはネイルをして大丈夫?
  2. 妊娠中にネイルをして良いのはいつまで?
  3. 妊婦さんが妊娠中にネイルをしてはいけない理由は?
  4. ジェルネイルやマニキュアネイルが妊婦さんに及ぼす影響は?
  5. 妊娠中にネイルサロンで施術をしてもらう時の注意点は?
  6. 妊娠中の妊婦さんがセルフでネイルをする時の注意点
  7. 妊娠中のネイル…体調を第一に

妊婦さんが妊娠中にネイルしてはいけない理由の1つが、爪色が確認できなくなるためです。普段あまり気にすることのない爪色ですが、その色で健康状態が判断できると言われています。妊娠期間中は検診も多く、爪色を確認されることも考えられますよね。そのため、妊娠中ずっとまではいかなくとも、検診の日にはネイルをとるよう心がけましょう。

2. 妊婦さんが妊娠中にネイルをしてはいけない理由【日和見感染症の危険性】

妊婦さんがネイルをしてはいけない理由として「日和見感染症(ひよりみかんせんしょう)」も挙げられます。日和見感染症とは、健康な状態であれば感染しないような弱い病原体が原因で発症する感染症のことです(※1)。

日和見感染症の中の1つに、グリーンネイルと呼ばれる「緑膿菌感染症(りょくのうきんかんせんしょう)」というネイルが原因の病気もあります。抵抗力が落ちている妊娠期間中は感染のリスクが高まるため注意が必要です。

3. 妊婦さんが妊娠中にネイルをしてはいけない理由【急な体調変化】

妊娠中にネイルをしてはいけない理由として、急な体調の変化も挙げられます。妊娠期間中は、破水や腹痛など急にトラブルが起こる可能性も少なくありません。

その場合、救急搬送されることも考えられますが、ネイルをしていると処置がうまくできない危険性もあります(※2)。特に、ジェルネイルの場合は取るのに時間がかかるため、注意が必要です。

ジェルネイルやマニキュアネイルが妊婦さんに及ぼす影響は?

ジェルネイルやマニキュアネイルは、妊婦さんにとってどんな影響があるのでしょうか。ここからは、ジェルネイルとマニキュアネイルにわけて、その影響についてくわしく解説していきます。

(妊娠中の注意点については以下の記事も参考にしてみてください)

妊婦の温泉は大丈夫?妊娠初期はだめ?妊娠中の温泉の効能と注意点!

ジェルネイルが妊婦さんに及ぼす影響

落ちにくく色が長持ちするのがメリットのジェルネイルですが、その長所が妊娠中には危険性にもつながります。急な体調の変化などで診察を受ける際に、ジェルネイルがついていることで指に測定器が取り付けられない可能性もあるのです。

ネイリスト

30代

切迫早産で入院になった時、ジェルネイルしていて先生に怒られました。緊急で帝王切開になったりしたら、ジェルネイルはヤスリで看護師さんが削るらしい…。すごい大変な手間をかけてしまうのが分かって、絶対にもう妊娠中はジェルネイルしないって決めたよ。

また、ジェルネイルの場合は爪とネイルの間に緑膿菌が繁殖しやすいため、妊娠中は避けた方がよいと言われています(※3)。ジェルネイルにはさまざまなリスクがあるため、いつからいつまでと言わず妊娠中は避けた方がよいといえるでしょう。

マニキュアネイルが妊婦さんに及ぼす影響

マニキュアネイルは、セルフでもすぐに除光液で落とせるのがメリットです。しかし、マニキュアネイルは低価格で購入できる分、含まれる成分には注意する必要があります。石油系の溶剤が成分となったマニキュアネイルは落ちにくくにおいが強いといった特徴もあり、妊婦さんには刺激が強いことも考えられます。

サービス業

20代

いつもはジェルネイル派だったんだけど、妊娠したら先生からジェルネイルはやめてって言われちゃった。だから、妊娠中は自分でマニキュアネイルを楽しんだ。はがしやすくて有害な成分が含まれてないのを選んで使ったよ。

妊娠期間中は、刺激の少ない成分のマニキュアネイルを選ぶよう意識してみましょう。急な体調の変化があってもマニキュアネイルであれば落としやすいため、妊娠期間中はジェルネイルよりもマニキュアネイルを使うことをおすすめします。

妊娠中にネイルサロンで施術をしてもらう時の注意点は?

妊娠中にネイルサロンで施術してもらう場合は、スタッフに妊娠中であることをしっかり伝えておきましょう。施術時間を短くしてくれたり、トイレに近い席を用意してくれるなど、サロン側で気をつかってくれる場合もあります。