正期産とは?正産期との違いは?いつからが早産・過期産との分かれ目?

【医師監修】長かった妊婦生活もようやく終わりに近づいています。妊娠後期によく聞く「正産期」「正期産」「臨月」について、正期産と正産期の違いや、早産・過期産の分かれ目について紹介します。そして正産期によくあるマイナートラブルや、過ごし方の注意点も一緒に紹介していきます。

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Contents
目次
  1. 正期産とは?正産期との違いは?
  2. 正産期と臨月の違いは?
  3. 正期産と早産・過期産の分かれ目はいつからいつまで?
  4. 正期産でも低出生体重児が生まれることがある?原因は?
  5. 正産期によくあるマイナートラブルは?
  6. 正産期の過ごし方の注意点は?運動はどこまでOK?
  7. 正産期は出産に向けて準備をしよう!

正産期になると赤ちゃんは2500gほどの大きさになるため、おなかも大きくなります。そのためおなかを支えるために腰が反り返ったような姿勢になりやすくなってしまいます。腰が反っている姿勢はとても腰に負担がかかりやすく、骨盤にも痛みの症状が出てきてしまいがちです。

腰痛の症状が出てきてしまったときには、入浴やカイロなどで痛みの部分を暖めることがおすすめです。市販の湿布を貼るときは医師に相談するようにしましょう。そのほかにも立ったまま背中を壁に密着させ腰のくびれを壁に押し当てるという動作をすると改善されます。

動悸や息切れ

正産期の血液量は、妊娠前と比べて40%から50%ほど増加します。身体全体に血液を循環させるために心臓に負担がかかり、動悸や息切れといった症状が起こってしまいます。(※)

動悸や息切れの症状がある場合は、安静にして休むようにしましょう。また、正産期からはゆっくり行動することを意識すると、動悸や息切れを防ぐことができます。動悸や息切れがいつまでも続いたり、咳や全身がむくんだり、倦怠感がある場合は産科を受診するようにしましょう。

正産期の過ごし方の注意点は?運動はどこまでOK?

出産を控えた正産期にはどのように過ごしたらいいのでしょうか。また正産期はどこまでの運動ならしてもいいのでしょうか。

正産期におすすめしたい過ごし方や注意点、正産期の運動について紹介していきます。

入院の準備

正産期を迎えたらいつ出産をしてもおかしくありません。臨月に入ってからの過ごし方は、出産の時に必要なものを揃えることです。

里帰り出産の場合は、里帰りの期間はいつからいつまでが適切なのかを病院に相談して、指示に従いましょう。多くの場合は、妊娠32週から34週頃からの健診を里帰り先の病院で受けるように指示されるでしょう。

入院手続きに必要なものは、病院に提出する母子健康手帳や健康保険証、診察券や入院預かり金などです。入院生活に必要なものは病院によって異なるため、入院する病院へ確認をするようにしましょう。洗面道具や歯ブラシ、パジャマなどはほとんどの施設で必要になります。退院時の妊婦さんと赤ちゃんの洋服も用意しておきましょう。

(里帰り出産のメリットやデメリットについては以下の記事も参考にしてみてください)

里帰り出産のメリット・デメリットは?体験談をもとに悩みを解決しよう!

ベビー用品の準備

正産期には赤ちゃん用品も準備するようにしましょう。正産期に遠出する過ごし方は控えましょう。ベビー服に水通しをしたり、ベビーベッドの用意など自宅でゆっくりできる過ごし方がいいですね。

新生児サイズのおむつやベビー服、ベビーベッドやお風呂用品なども正産期までに用意しておくことをおすすめします。ほ乳瓶やミルクなどは退院してからでも遅くありません。

外出する際は自宅周辺などの近所のみ

陣痛や破水は正産期に入るといつ起きてしまってもおかしくありません。陣痛や破水が起きたときに、すぐに病院へ行けるように外出は自宅の近所のみにしておくのがいいでしょう。

家族とすぐに連絡が取れるようにしておく

陣痛はいつ起こるかわかりません。陣痛は、家族やパートナーが仕事中のときに起こることもあり得ます。一人で過ごしているときに陣痛や破水が起きたらと不安に思う人もいるでしょう。正産期に入ったら、家族と連絡がとれる状態にしておきましょう。

家族には、携帯電話の電源を常にONにしてもらうようにして、いつでも連絡が取れるようにしておけば安心ですね。

異変を感じたらすぐに病院へ相談