正期産とは?正産期との違いは?いつからが早産・過期産との分かれ目?

【医師監修】長かった妊婦生活もようやく終わりに近づいています。妊娠後期によく聞く「正産期」「正期産」「臨月」について、正期産と正産期の違いや、早産・過期産の分かれ目について紹介します。そして正産期によくあるマイナートラブルや、過ごし方の注意点も一緒に紹介していきます。

( 5ページ目 )
Contents
目次
  1. 正期産とは?正産期との違いは?
  2. 正産期と臨月の違いは?
  3. 正期産と早産・過期産の分かれ目はいつからいつまで?
  4. 正期産でも低出生体重児が生まれることがある?原因は?
  5. 正産期によくあるマイナートラブルは?
  6. 正産期の過ごし方の注意点は?運動はどこまでOK?
  7. 正産期は出産に向けて準備をしよう!

正産期は普段と同じような過ごし方をしていても、おなかの張りが強くなったり、定期的に短い間隔でおなかの張りを感じるようになることもあります。また、おりものに血が混じるなどいつもと違う症状があるときは、病院の受診が必要になります(※)。また、出産まで続く胎動極端に減った場合も産院を受診するようにしましょう。

症状がいつから起きているのかを覚えておけば、診察もスムーズに行えます。

正産期の運動について

正産期に激しい運動は厳禁ですが、散歩やぞうきんがけなどの軽い運動なら問題はありません。医師によっては正産期には軽い運動をするようにと指示が出る場合もあるかもしれません。家事以外の軽い運動はスクワットや階段昇降が主流です。ただし、無理はしないよう注意しましょう。(※)

正産期は出産に向けて準備をしよう!

正産期と正期産の違いや正産期におすすめしたい過ごし方、注意してほしい過ごし方などについて紹介していきました。また正期産でも低出生体重児が生まれてきてしまう理由についても紹介しました。

正産期に入ると「もうすぐ赤ちゃんに会うことができる」と心待ちにしている妊婦さんは多いでしょう。その反面、正産期や臨月によくあるマイナートラブルに悩まされている妊婦さんもいるかもしれません。おすすめの過ごし方やマイナートラブルの対処法などを試してみて、リラックスして出産に挑みましょう。

リエ先生

産婦人科医

正期産だから安全ということはありません。正期産でもトラブルが起こることはあります。お産は安全ということは決してないのです。