妊婦はほうじ茶に要注意?抹茶・麦茶は?カフェイン量・妊娠中の影響を調査!

【医師監修】妊婦は飲み物にも注意が必要です。特にカフェインはお腹の赤ちゃんに影響するのではと心配になります。ほうじ茶や抹茶、麦茶などのカフェイン含有量はどれほどでしょうか、ドクターの助言を交えて説明します。おすすめのほうじ茶5選も紹介、参考にしてください。

Contents
目次
  1. 妊婦はほうじ茶に要注意?カフェイン含有量は?
  2. 妊婦が1日に飲めるほうじ茶の許容量は?
  3. ほうじ茶以外の抹茶・麦茶などにも注意が必要?
  4. 妊婦さんでも安心して飲めるおすすめのほうじ茶5選!
  5. 妊娠中にカフェインを控えるべき理由は?
  6. 妊娠中でも正確な知識があればほうじ茶を飲んで大丈夫!

妊婦はほうじ茶に要注意?カフェイン含有量は?

妊娠中や授乳中は食べ物や飲み物の一つ一つが、赤ちゃんに影響してしまうのではないかと心配になってしまいます。妊娠中や授乳中は、カフェインの摂取量にも気をつける必要があります。妊娠前は日常的に飲んでいた飲み物に、実はカフェインが多く含まれていたというケースもあるので、赤ちゃんへの影響も考えて妊婦は飲み物を見直すことも必要でしょう。

(妊婦が飲んで良いコーヒーの量については以下の記事も参考にしてください)

妊婦はコーヒーをどれほど飲んでいい?妊娠初期のカフェインは要注意!

ほうじ茶もカフェイン含む

ほうじ茶は、まろやかな風味から「カフェインが含まれていない」と思う人もいるでしょうが、実際にはカフェインが含まれています。ただ、カフェインの含有量はコーヒーやインスタントコーヒーが100mLあたり60〜80mgに対し、ほうじ茶は100mLあたり20mgと少なめです(※1)。

また、市販されているペットボトル飲料のほうじ茶にはカフェイン含有量が表示さている場合があります。含有量はメーカーによってばらつきがあります。

(妊婦が緑茶を飲んでもいいかどうかは以下の記事も参考にしてください)

妊婦が緑茶を飲んでもいい?カフェインがNG?緑茶内の含有量は?

妊婦が1日に飲めるほうじ茶の許容量は?

日本では、妊婦のカフェイン摂取量について明確な基準は設定されていません。英国食品基準庁(FSA)の基準を参考にした場合、妊婦が1日に摂取して良いカフェインの量は一日200mgまでとされています(※2)。

前述したように、ほうじ茶には100mLあたり20mgのカフェインが含まれています。このため、妊娠中でも1日1リットルまでであれば、ほうじ茶を飲んでも問題ないでしょう。カフェイン含有量の少ないほうじ茶であれば、1リットル以上でも大丈夫です。

ほうじ茶には妊婦に嬉しい成分も

一方、ほうじ茶の中には妊婦に嬉(うれ)しい成分も含まれています。その中でも代表的な成分が「ピラジン」「テアニン」です。

「ピラジン」は、血行を良くする効果があると言われている成分なので、妊娠中の冷えにも効果が期待できます。温かいほうじ茶を飲むと、より血行促進が期待できるでしょう。また「テアニン」はリラックス効果が期待できる成分なので、妊娠中の不安、ストレス解消も効果的です。

増田陽子

内科医

寒い季節に冷たい飲み物を飲むと、胃への負担が増します。ですので、特に冬は暖かくして飲むのをオススメします。

ほうじ茶以外の抹茶・麦茶などにも注意が必要?

お茶は、ほうじ茶以外にもいろいろな種類のお茶があります。ほうじ茶以外のお茶の中には、カフェイン量が多めのお茶もあり、妊娠中や授乳中は注意が必要です。

抹茶

抹茶のお菓子やアイスクリームが好きだという方は多いでしょう。カフェで抹茶ラテをよくオーダーするという方もいるのではないでしょうか?ただし、妊婦は抹茶の摂取には少し注意が必要です。

抹茶の粉末は100gあたり3200mgのカフェインを含有しており、茶道などで立てる抹茶は、一杯70mL中にカフェインをおよそ48mg含んでいます(※1)。この量は、ほうじ茶の2倍以上になるので、妊婦は抹茶の取りすぎには注意したほうがいいでしょう。

カフェなどの抹茶ラテも、どの程度カフェインが含まれているかはわかりません。もしも、抹茶の飲み物を飲みたい時や、抹茶味のお菓子を食べたい時には、カフェインの量が確認できるものにしたほうが安全と言えます。

(妊婦の抹茶摂取量については以下の記事も参考にしてください)

妊婦は抹茶に要注意?アイスもダメ?妊娠中に及ぶ影響やカフェイン含有量について解説!

麦茶