縦割り保育とは?異年齢保育の特徴や子供へのメリット・デメリットを解説

幼稚園や保育園の縦割り保育を知っていますか?この記事では、縦割り保育の目的や、子供へのメリット・デメリットなどを紹介します。さらに、縦割り保育での子どもたちの遊び方や、ママたちの体験談もあわせて紹介しますので参考にしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. 幼稚園・保育園の縦割り保育(異年齢保育)とは?
  2. 縦割り保育の子供へのメリットは?
  3. 縦割り保育の子供へのデメリットは?
  4. 縦割り保育の子ども達はみんなどうやって遊ぶの?
  5. 縦割り保育(異年齢保育)に関するQ&A
  6. 縦割り保育に通っている子どもとママたちの体験談!
  7. 縦割り保育について理解しよう!

縦割り保育を行う幼稚園や保育園では、どのように子どもたちを遊ばせているのでしょうか。その園の方針によっても遊び方は異なりますが、だいたいの幼稚園・保育園では、異年齢同士でも楽しめるままごとなどのごっこ遊びやお絵かき、かごめかごめなどの伝承遊びなどを行っています。

そのほかにも、工作や製作、鬼ごっこなども異年齢同士で楽しめる遊び方として取り入れられています。また、幼稚園・保育園によっては、縦割り保育で散歩に出かけることもあるようです。年上の子どもが年下の子どもの手をしっかり握って散歩に出かけることは、交通ルールを教える機会にもなるなど互いの成長にもつながりますよね。

(保育園の過ごし方については以下の記事も参考にしてみてください)

保育園は0歳児でも入れる?1日の過ごし方は?子どもへのデメリットはない?

縦割り保育(異年齢保育)に関するQ&A

ここからは、縦割り保育(異年齢保育)に関するQ&Aを紹介していきます。縦割り保育に関する疑問を解決していきましょう。

縦割り保育だと年上が我慢させられない?

縦割り保育でいじわるなどのトラブルが起こる原因は、年上の子どもを我慢させすぎることだと考えられています。縦割り保育では、1番がんばっているのが年長さんです。

そのため、保育者も「年上なんだから譲ってあげなさい」や「お兄ちゃんだから我慢して」などという声かけや保育方法はとらないようにしていると考えられます。もしもそのような声かけを見かけたときは、保育者に確認してみてもよいでしょう。

縦割り保育の場合、保育者の数はどうなるの?

保育者の配置基準は、年齢別に「おおむね」の人数が定められています。0歳児の場合は最低子ども3人に対し保育士1人、1歳児の場合は最低子ども6人に対し保育士2人となっています。(※1)

縦割り保育の場合は異年齢の子どもたちで編成されていますから、この基準のまま配置することは難しいといえます。

だいたいの幼稚園・保育園は、園全体の年齢定員にあわせた保育士を雇っていると考えられ、そこから各クラスに割り振りしている場合もあります。縦割り保育のクラスに何人の保育者を配置するかは、その幼稚園・保育園の裁量次第といえるでしょう。

縦割り保育に通っている子どもとママたちの体験談!

実際の縦割り保育の様子や感想なども気になりますよね。ここでは、実際に子どもを縦割り保育の幼稚園・保育園に通わせているママたちの体験談を紹介していきます。

(保育園の体験談については以下の記事も参考にしてみてください)

【保育園】何歳から入れる?早いと悪影響はある?みんなの体験談多数

年上の子どもに面倒をみてもらった

会社員

30代

縦割り保育、最初は聞き慣れず不安だったのですが、1年たった今は本当によかったと感じてます。年上のお姉ちゃんたちはとても優しく面倒をみてくれて、おかげで年上の子が卒園するときには大泣きでした。子どもながらに素敵な人間関係が育めたのかなと思ってます。

専業主婦

20代

うちは長女だったからか、縦割り保育でお姉さん的存在ができたのが本当に嬉しかったみたいで。その子にいつもべったりで甘えさせてもらったみたい。だからか、家では弟に対して寛大になって、優しいお姉さんになりました。

やはり、縦割り保育の特徴上、年上の子どもに優しく面倒をみてもらえたという体験談は多くあります。優しい年上の子にお世話してもらうことは、子どもの心の成長にもつながりそうですよね。

勉強の意欲が高まった

パート

20代

うちの場合、縦割り保育になってから勉強意欲がすごいわいて感動したよ。ひらがなとかカタカナを覚えたい!って進んで勉強するようになり。年上の子とお手紙交換したいから必死で覚えたみたい。本当によかったなと思ったよ。