妊婦は目薬を使っていい?胎児への影響は?アレルギー用のものは危険?
【医師監修】妊娠中でも疲れ目やコンタクトレンズ着用によるドライアイ、花粉症やアレルギー性のかゆみなど、トラブルは多いですよね。妊婦は目薬を使っていいのでしょうか。妊娠中の妊婦にとって注意が必要な市販の目薬や、お腹の赤ちゃんに及ぼす影響の可能性についてご紹介します。

妊娠中に目のチカチカする症状や普段とは違った症状が出たときは、妊婦健診日を待たずにできるだけ早めの受診をしましょう。貧血や妊娠高血圧症候群の場合、症状が重症化してしまうと妊娠状態を維持できなくなってしまう可能性もあります。
(妊娠中の貧血、妊娠高血圧症候群については以下の記事も参考にしてみてください)
増田陽子
内科医/救急医
妊娠高血圧症候群の方は、出先で目がチカチカした場合には、ベンチや座れる場所などで休み、直ぐに病院へ問い合わせましょう。絶対に動かないようにして、病院の判断を待ちましょう。
妊婦さんの目のケア方法
目薬を使うことは基本的に大丈夫だとしても、妊娠中はなるべく目薬を使わずに対処できるといいですね。妊娠中でも普段からできるケアで、目のトラブルを予防していきましょう。
妊娠中は血行不良に気を付けて

妊婦さんはお腹が大きくなるにつれて姿勢が悪くなったり、妊娠中は運動不足になりがちで血行不良を起こしやすくなります。そのために目にも酸素や栄養が十分に行き渡らず、疲れやすい状態です。
妊娠中でもできる体操や軽い運動などで、全身の血行改善を心掛けましょう。目元の血行改善には、眼球を回す体操やホットアイマスクが効果的です。
(妊娠中の運動については以下の記事も参考にしてみてください)
妊娠中はコンタクトを避けてドライアイ予防
妊婦さんは血流量が多い分、体内の水分量も多く必要なために目も乾燥しがちです。目の乾燥や痛みを感じるときには、コンタクトレンズの使用は控えましょう。水分補給を心掛け、空気が乾燥する季節には加湿することもドライアイ予防に効果的です。
長時間の電子機器利用を控えよう

妊娠中の疲れ目やかすみ目の原因として一番は多いのは、スマホやパソコンなどの電子機器を長時間使用することです。画面を見つめる時間を減らして、意識的に目の休憩をとると良いでしょう。
アレルギーは早めの対処が肝心
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